障害者のお仕事

今日は、自閉症スペクトラム障害をサポートしてくれる病院に行ってきました。

自閉症スペクトラム障害が疑われ、検査を受け、診断してくれた病院に定期的に通うことになり、通院は続いています。

 

自閉症スペクトラムの障害の出方は、人それぞれであり、私の障害は仕事が長続きしないという形で現れています。

検査でわかったことですが、認知機能が一般的な人とは大きく異なり、得意・不得意の差や能力の偏りが著しい私は、普通に仕事をするのはかなりの困難があります。

 

こういう方は他にもいらっしゃるのではないでしょうか。

 

私は今は定期的な通院の際も、今後どんな形で仕事を探したり、就業するかについて話し合うことが多いです。

 

病院以外にも、自閉症スペクトラム障害を含む、発達障害を抱えている方が利用できる就業相談の福祉の窓口もあるので、そちらでも相談しています。

 

精神の専門の病院と福祉の相談窓口。

この二つを主に利用し、私に合った働き方ができる場を探している真っ最中ですね。

 

今のところ、やはり障害者枠で働く方を希望していますし、その方が私に合っているようです。

 

今までやってきた仕事は、半年前に休業。

今後のことを考えるために仕事を休業したのですが、その休業期間に入ってから自閉症スペクトラム障害が診断され、針路が変わりました。

 

針路を変更し、障害者枠で働く方向に舵を切った訳ですが、まだ結論は出ません。

 

半年前までしていた仕事も、パートタイム的に週に三日だけ働いていただけであり、集中力がそこまでしか保てないのですが、障害者枠で働くにせよ、やはり週に五、六日も出勤するのは無理があります。

 

そうなると、選択肢は就労継続支援B型の職場が一番良い気がしますね。

 

就労継続支援B型は、精神疾患精神障害で利用する方が多い職場ですし、私も離婚して一人になり、精神疾患を治療していた頃に利用していました。

 

ただ、まだ問題があります。

どちらかと言うと、一人で何かをする方が好きな私は、以前利用していたB型の職場をすぐに辞めてしまっています。

 

辛抱が足りないと言われてしまいそうですが、何事も自分に正直に生きるのが一番です。

昔のような精神論、根性論は時代遅れとまでは言いませんが、精神疾患や障害に苦しむ者にどうしても必要なものかと考えてみると、そうでもないと思います。

 

以前このブログでも「無理をして生きていくのは、もうやめます」(2月9日の回)で書いたように、生まれながらの障害がわかり、それに正直に生きようと決めたのですから、無理せず思いのままに生きるのが一番です。

 

そこで、就労継続支援B型の職場もいくつか見学や体験をしてみたりしてはどうかという話になりました。

 

病院では主治医だけでなく、相談員の方も相談に乗って下さり、私に合いそうな職場を絞り込んでもらえるそうですから、絞り込めるまで暫し待つことになりそうです。

 

今後は福祉を大いに利用して生きていくことになります。

 

家族はいますが、父は既に亡く、弟は結婚して家庭を持っています。

では、母を頼ることはできないのか。

 

できません。

母は今年86歳と高齢ですし、私の障害を理解せず、理解してこなかったことを反省もしていません。

 

こんな母とは絶縁でもかまわないと思っていますし、実際、こんな高齢になった人間を頼れる訳はありません。

 

福祉の窓口は是非とも利用したいものです。

 

私以外にも、精神の問題で困っている方はたくさんいらっしゃいます。

病院に通っていれば病院を、その他にも福祉の相談窓口を賢く利用して、より良い就業に向かって行けるよう力を尽くしたいものです。