今日は歯医者さんに行ってきました。
その後、スーパーに立ち寄り夕食を買って帰宅。
出かけるといっても、自宅の近所で用件は済んでしまいます。
去年の9月に仕事を休業してから、ずっとこんな感じで過ごしています。
休業した理由は、今後のこと、人生について立ち止まって考える時間が欲しかったからなのですが、結局その仕事は辞めました。
それは一般的な仕事で、自閉症スペクトラム障害があり、普通の人とは認知のずれがある私には無理な仕事だったのです。
もちろん、障害をサポートしてくれている主治医にも相談のうえで、仕事は辞めました。
主治医のアドバイスも、障害がある者には無理な仕事であり続けるのは勧められないということでしたので、辞めることに迷いはありませんでした。
今後は障害者として、就労継続支援の職場を探していくことになりますが、障害者枠で働くのもすぐに仕事が決まる訳ではありません。
今日、歯医者さんに行く前に、サポートしてくれている病院から勧められた福祉の窓口に連絡したものの、担当の方が連休を取っているということで、4月に入ってから再度問い合わせることになりました。
今、本当にお金がないです。
去年の9月以降、仕事をしていませんから節約に努めていますが、歯医者さんに通ったり、定期的に障害をサポートしてくれる病院に行っているので、医療費がかさみます。
それでも、楽しみを見つけて楽しくやれる方法を模索しています。
一番いいのは、考えることですね。
考えすぎて、障害をサポートしてくれる主治医には”反芻思考”を心配されるほどです。
反芻思考。
精神の問題で治療している方は、聞いたことがあるのではないでしょうか。
思考が同じところをグルグル回り、心配なことが頭から離れず不安に陥ってしまう状態ですよね。
私は最近、強迫性障害気味です。
元々、自閉症スペクトラム障害の影響でこだわりが強いことも、同じことを反芻して考えてしまう原因なのでしょう。
しかし、それは思考がマイナスの方向に行っている時の状態で、何事もそうですが、物事にはマイナスの面ばかりあるのではありません。
思考で頭がいっぱいになる時、もちろん、プラスの方向に向くこともあります。
こうしてブログが書けていることもそうです。
例えば、今日のように近所の歯医者さんに行き、スーパーに寄って帰ってくるだけの生活を退屈と思うでしょうか。
私は全く退屈ではありません。
思考の反芻をプラスの方向に向け、道を歩いている時も考え事に耽り、今日はブログに何のテーマで書こうかと思案することは楽しい時間です。
何気ない日常を楽しく変えるには、考え事をして想像力を働かせることが一番です。
考えるだけなら何を考えようが自由ですし、お金もかかりません。
世の中には如何に多額の金銭を浪費するかで競い合い、自己満足を他者との競争意識で満たす集まりもあるようですが、愚の骨頂ですね。
くだらない競争意識に弄ばれ、お金をドブに捨てることは非常に愚かなことです。
貴重なお金と時間を、そのような愚行に費やすべきではありません。
道を歩きながら想像力を働かせるほうが、よほど楽しいことですよ。
お金をかけずに道を歩きながら考え事をしたり、ブログに何を書こうかテーマを絞り込んだりするなら、思考の反芻も悪くないです。
ブログ以外には小説を書いてみたいので、今は毎日構想を練っています。
ブログは思いついたことをそのまま書けばいいですが、小説はテーマを決め、設定を考え、筋書きを組み立てる必要があり、構想を練るのにも時間がかかりますが、その過程がまた楽しいんですよね。
以前、このはてなブログの別のアカウントで小説を公開していましたが、完成度が低く納得できない出来だったので全面的に削除しました。
やるからには、より良いものを目指したいので、納得できないものは全面的に削除し、最初からやり直しです。
最初からやり直すのも楽しいものです。
一つ一つ、構想を積み重ねて完成を目指す思考を巡らせる時間は、有意義なものだと感じています。
このような小説の構想についても、道を歩いている時やごはんを食べている時、ちょっとした隙間時間に思考を巡らせています。
削除してしまったものを基盤に、よりいっそうテーマや設定をしっかりしたものとし、完成度を上げていく。
書き直すものは、誰が主人公かを明らかにしたり、物語のテーマを読み手にわかりやすく伝わるようにしたり、登場人物の設定をはっきりさせたりしなければなりません。
考えなければならないことが、ブログ以上に多く大変なこともありますが、私の頭の中が一つのエンターテイメントになっていて、脳内がにぎやかです。
これらを考える時間は実に楽しく、充実した有意義な時間です。
お金をかけずに楽しむなら、自身の頭で考え、時には反芻思考でもそれをプラスの方向に向けていくことが、最良の方法です。
楽しむということは、前述したような浪費や、他者との不毛な競争から得られることではありません。
それは単にすり減っていくことです。
すり減ることなく、マイペースで。
思考するだけなら自由ですし、お金も減りません。
それでいて、自分の時間を有意義に使える。
強迫性障害気味だったり、自閉症スペクトラム障害があったりと精神の問題を抱えてはいますが、だからこそ、それをプラスの方向に変え、充実した日々を過ごすために思考することを止めずにいようと思考するのです。