仕事を転々として

精神の問題を抱えていると、仕事に就けないなど不都合が生じます。

私はとにかく仕事が長続きしませんでした。

サボっているとか、不真面目ではないのですが、今まで就いた仕事は長続きしませんでした。

 

その理由はわからず、自分でも困っていたのですが、最近になってわかりましたね。

再三、書いている私の障害、自閉症スペクトラム障害が仕事が長続きしない理由のようです。

 

今通っている病院の主治医によれば、仕事が長続きしないのは、私の障害による特性のようです。

長年わからなかったことが、自閉症スペクトラム障害が診断されたことでわかりましたね。

 

精神障害精神疾患を抱えていると、周囲に合わせるのが難しかったり、体調が悪いことが多かったり、一般的な仕事をするうえで困難が多いです。

私以外にも、こういう方は少なくないのではないでしょうか。

 

昨日、書いたテーマでも言えることですが、無理せず自分に合ったことをしていくしかありません。

私も一般的な就労は難しいので、仕事に就くとしても就労継続支援の職場などで探すことになりそうです。

 

今までは自分の障害に気付かなかったので、なぜ仕事が長続きしないかわからず困っていました。

 

大学を卒業して就職した会社を9ヶ月で退職したり、かなり以前に精神疾患から立ち直る過程で就いた仕事も長続きしませんでした。

続いても3ヶ月程度だったり、面接しても決まらなかったりなど仕事に就くうえで困難がありました。

 

主治医とも相談することが多いのですが、仕事が長続きしないのは、そもそも判断に誤りがあるのではないかということです。

仕事に就く際、自分の適性や仕事に求められるものを判断する力が欠けている。

よって、就いた仕事とのギャップが生じて長続きしない。

 

自分の適性が見極められなかったり、仕事に就いても求められるものに合わせられなかったり。

これらのことは、自閉症スペクトラム障害の影響ではないかと、主治医は判断しているようです。

 

仕事に求められているものに合わせられない、大学まで出ているのに簡単なことができない。

仕事に就くと、私のこういうところが周囲とのギャップとなって表れてしまいますが、周囲と合わせられないのが私の障害の最も顕著な特性です。

 

自閉症スペクトラム障害があることで、周囲と合わせられない。

こだわりが強かったり、自分の関心を優先させがちだったりする影響が表れているらしいですね。

 

では、これからどうすれば良いのでしょうか。

 

精神の問題で疾患や障害は、つき合っていくものです。

つき合いながら、できる範囲でできることをするしかないです。

 

それでも、悲観はしていません。

自閉症スペクトラム障害が診断された検査結果によれば、私の適職は学者か芸術家だそうです。

適職だと言われても簡単には就けない仕事ですが、これに近いことならできるかも知れません。

それとも、違う可能性があるのかも知れません。

 

自分を正しく知ることで、道は開けるものです。

自閉症スペクトラム障害があると診断されたことで、仕事が長続きしなかった原因がわかりました。

 

今まで仕事が長続きせず様々な職業を転々としてきましたが、その原因がわかれば対策を立てることができます。

対策を立てれば、向かうべき方向が見えてきます。

向かうべき方向が見えれば、どこをゴールとすれば良いかも判断できます。

 

このようにして道を進んで行けば、良い結果も得られるでしょう。

障害があっても、着実に進んで行けるよう努めたいものです。