ごはんが物足りない

昨日の続きです。

来週の月曜日に大腸内視鏡検診を受けるのですが、今日から食事の調整を始めました。

 

受けたことがある方はおわかりのように、大腸内視鏡検診は事前の準備が大変です。

当日に大量の下剤を飲むのは言うまでもありませんが、3日くらい前から消化の良いものを食べる必要があります。

 

野菜や果物はほぼ食べられませんね。

食べられるものと言えば、おかゆ、うどん、鶏肉、蒸しパンのようなパンなどでしょうか。

食べられるものが限られるので、普段気ままな食生活をおくっている私は辛いですね。

 

しかし、これも良い検診を受けるために必要なことですから、我慢我慢です。

当日は大量の下剤を飲み、病院に行くまではトイレに行きっぱなしです。

それでも、腸内の内容物が出にくい年もあります。

 

もう20年以上、年に一度は大腸内視鏡検診を受けていますが、腸内の内容物がなかなか出尽くさない年もあります。

それを見越して、腸内にものが残らないようにする必要があるんですよね。

腸内にものが残らないようにするためには、食物繊維の少ないもの、消化が良くお腹に残らないものを食べる必要があります。

 

今日のメニューはパンでした。

消化が良いように、具が多い調理パンは避けて柔らかめの菓子パンを選びましたが、パンだけで食事を済ませるのは物足りないです。

自分が少食な小鳥にでもなったような気持ちがしました。

 

私はカレーやラーメンが好きなのですが、資料にもラーメンは避けた方が良いと書いてあったので、検診が終わるまでは我慢しなければなりません。

 

それから、今が旬のいちご。

いちご、美味しいですよね。

しかし、いちごは禁止です。

 

種があるものは。その種が腸内に残るので禁止です。

 

禁止されると余計に食べたくなるんですよね。

種があるもの、食物繊維が多く含まれているもの、消化が悪いもの、これらのものは検診が終わるまで禁止です。

 

食べられるものが限られ、事前の準備も必要な大腸内視鏡検診ですが、年に一度はこういう日があってもいいのではないでしょうか。

 

病気になってから慌てて病院に駆け込むよりは、予防や早期発見のために病院を利用するくらいの気持ちでいたいのです。

一年365日のうち、1、2日くらいは自分の体をいたわることがあっても良いと思うのです。

 

明日、明後日と食事の制約はありますが、我慢したぶん解放された時の喜びは大きいです。

それは、この20年ほど大腸内視鏡検診を受け続けてきて、変わることのない気持ちです。

 

病気に対して先手必勝でいようというのが、私の持論です。

食事に制約があるのは辛いですが、年中行事、イベントを楽しむくらいの気持ちで取り組もうと考えています。

 

ごはんの物足りなさに耐え忍び、検診から解放されるのを楽しみにしようと思います。