子宮頸がんと乳がん

明日、明後日と二日続けて病院に行きます。

子宮頸がん後の経過観察をしているので、その検査結果を聞きに行く用事と乳がんの定期検診を受けに行くのです。

 

どちらも治療というより、それ以前の健康管理のために病院に行くようなものです。

 

以前も書いたのですが、私は病院が好きです。

今のところ体調が悪い訳ではないので、こういう時にこそきちんと検査を受けておこうと思います。

 

ただ、子宮頸がんに関しては、最初に手術を受けてから10年近くが経っています。

そろそろ解放されたいところですが、未だにかないません。

 

定期的に検査が必要で、今まで良性と悪性の中間のような状態、異形成という段階のままで何年かが経っています。

放っておけば再発に繋がるリスクが高いので、定期的に検査して状況を確認しているのです。

 

なかなか治りきらないと言うか、安心できる状況ではないのですが、それでは私は不幸なのでしょうか。

 

そうは思いません。

定期的に検査を受けられて、状況を知ることができるので、寧ろラッキーだ考えています。

年に一度は大きな病院に入院しての検査も受けますが、必要に応じて全身状態のチェックも行われます。

このような検査を受けられるので、他にどこか病気が隠れていれば早期の発見に繋がると思うのです。

 

さて、乳がんの検診ですが、今のところ異常はありません。

しかし、子宮頸がんに並び、乳がんも女性には多い癌ですよね。

もう50代なので、乳がんにも要注意です。

 

子宮頸がんの経過観察にしろ、乳がんの検診にしろ、病院は混みあっています。

こんなにも多くの方が、検査や治療で病院に通わなければならないのかと考えさせられます。

 

特に、子宮頸がん後の経過観察で受ける検査、年に一度入院して受ける検査では、大きな病院に入院しての検査になるので同じ病室になる方がいます。

 

聞き耳を立てている訳ではないのですが、会話が聞こえてくることもあります。

手術が必要な状況で、大きな手術になりそうな見込みの方の会話が聞こえてくると、身につまされます。

 

検査だけでも、私は手術室で行うのですが、手術室も数に限りがあるので順番に呼ばれます。

先に手術に行った方の手術が終わるまで、病室で待機しているのですが、難しい手術の方が先だと、予定していた時間通りに呼ばれず待機している時間が延びます。

 

それでも、長時間の大きな手術を受ける訳でもなく、検査のために数十分だけ手術室に入るだけで済んでいるのですから贅沢は言えません。

 

同病相憐れむの精神でじっと待つ間、私自身も検査が滞りなく終わり、結果も良いものであるよう祈るような気持ちでいますね。

 

そんな訳で、明日は前回通院で受けた子宮頸がん後の定期的な検査の結果を聞きに行き、明後日は乳がんの検診を受けてきます。

 

検査で何かが見つかったらどうしようと怯えるのではなく、先手必勝の気持ちで病気を見つけ出し、早期発見・早期治療に努めることができるよう頑張ります。