今日は私のこだわりの強さについて書きます。
最近、スマホの機種変更をしたのですが、今まで気付かなかった写真を多数見つけました。
しかも、それらは不要な写真ばかりです。
メモリーの容量のことも気になりますし、片っ端から削除しているのですが、とにかく枚数が多くなかなか大変です。
7000枚くらいあるのです。
そんなに不要な写真があるなら、その存在を忘れて放置しても良いのではないかと思いますか?
私は全くそうは思いません。
気になることは100%解決しないと気が済まないのです。
私はこだわりが強いんですよね。
今日のタイトルそのままで、思い込んだらまっしぐらです。
あることが気になると、寝食を忘れて没頭してしまう。
この傾向が私はかなり強いです。
おそらく、私の生まれながらの障害、自閉症スペクトラム障害の影響があるのだと思います。
自閉症スペクトラム障害の現れ方は、人それぞれだと思いますが、こだわりが強く自分の関心を優先しがち、こういった傾向がある方もいるようです。
私は完全にそうですね。
自分の興味や関心が何よりも大切で、他のことが見えなくなってしまいます。
スマホを新しく機種変更して、今まで忘れていた無駄な写真の存在に気付いてしまった。
さあ、これは大変です。
新しく機種変更した、お気に入りのスマホに不要な写真があってはなりません。
こう思い込むと、他のことは放っておいて、不要な写真の削除に夢中になりますね。
スマホの機種変更の話だけではなく、他のことでも私は同じような行動を取ります。
何かに興味を引かれると、そちらの方ばかり向いてしまいます。
こういう傾向があるので、良いこともありますが、良くないこともあります。
一番困ったのが、仕事が長続きしなかったことでした。
業務上の指示をもらっても、自分のこだわりや興味が大事なので、指示に沿って仕事をするよりも心配なことや気になっていること優先してしまい、仕事がこなせないことが多かったのです。
これは意図的に仕事をサボるとか、指示を無視しているのではなく、言われてもどうしても自分のこだわりが強いために、指示通りに行動ができなかったということであり、私自身も困っていました。
私の自閉症スペクトラム障害が診断されたのは、今年に入ってからです。
自閉症スペクトラム障害自体、近年ようやく確立されてきた概念です。
私も子どもの頃は、なんだか変わった子どもと思われることが多く、行動パターンや考え方が生まれながらの障害の影響を受けているとは思われませんでした。
ただ、良くない影響ばかりではありません。
私は学問が好きで、学校の勉強が大好きでした。
かなり勉強はできた方で、トップクラスの成績を修めていました。
学問は普段の生活で使うことは、ほぼありません。
おそらく、脳の中でも普段は使わない部分を使っているのではないでしょうか。
そう考えると、私の脳の構造は歪なのかも知れません。
それでも良いと考えています。
人と違うことは良いことなのです。
障害があり、一般的なパターンで思考したり行動したりできなくても、他の人にはない個性があることは良いことなのです。
私は学問が好きで、とにかく集中して取り組むことができていました。
こだわりが強いことで、好きなことには集中力を発揮できる。
これだけで十分です。
人にはない自分らしさ、自分にしかできないことを探し求めて生きていこうと思います。