今日はワクチンの話をします。
今、巷で大騒ぎの感染症のワクチンの話です。
私のところにもワクチンの接種券が届きました。
しかし、私はワクチンを受ける気は全くありません。
過去に薬の副作用で重症化し、大学病院に入院して治療を受けた経験がありますから、賛否両論あるワクチンを体に入れるのは恐怖どころか、命の危険があります。
ところで、このワクチン、高齢の方から優先的に受けられるのですよね。
私の個人的な考えですが、それは如何なものかと思います。
社会的な活動が活発で元気な若い世代、現役で忙しく働いている世代を優先すべきだと思うのですが。
若くて元気な世代は、感染しても無症状なことが多く、意識しないで感染を広げる恐れがあるのですよね。
或いは、若くても重症化するリスクもあるようです。
若い世代が重症化したり、知らず知らずのうちに感染を広げることはあってはならないことです。
それに、私の母もよく言っていますが、先の人生の残り時間が短い者を生かすよりも、先の人生の残り時間が多い者を生かす方が理にかなっています。
申し訳ないですが、今後、活動的に社会に貢献することができるのは若い世代なのです。
その世代を優先せずして、国の活力は高まるのでしょうか?
私はネット上で様々な意見を見るのが大好きです。
ある意見で、こういうものがありました。
高齢者優先の理由は、選挙で票になるからだと。
高齢者は若い世代に比べて選挙に行く人数が多いですよね。
そこで、ワクチンにおいても高齢者を優先し、謂わば恩を売り票を集めようという考えが働いているのではないかという意見を見かけました。
そうかも知れないですね。
若者は選挙に行く人数が少ないです。
高齢者が優遇され、若者は冷遇される。
それでも若者世代は怒ることなく、目先の楽しみだけが大切なようです。
ワクチンの話に限らず、他のことでも高齢者優遇の政策はありますよね。
例えば、年金の問題はどうでしょう。
今の高齢者は年金をもらえていますが、年々、支給開始年齢が引き上げれられ、今の若い世代は年金をいつからもらえるのか不透明になってきてはいないでしょうか。
働くことができない高齢者世代ばかりが増え、それを支える若者世代は少なく、そのうち支える世代がいなくなってしまうかも知れません。
若者世代にもたれかかる高齢者世代、それを甘んじて受け入れている若者世代。
語弊はありますが、甘える世代と甘えられる世代の騙し合いのような現状があります。
ワクチンの問題にもそれは投影されていないでしょうか?
私は何でもかんでも高齢者優遇には懐疑的です。
もっと踏み込んで言えば、高齢者ばかりを優遇するのではなく、若者世代のことも大切にしてあげて欲しいですね。
しかし、時は既に遅いのかも知れません。
若者世代に甘える高齢者世代と無軌道な若者世代。
夜の街の路上で無軌道に酒を呷る若者世代を育てたのは、今の高齢者世代です。
甘やかされているのは高齢者世代だけではないのです。
阿呆と馬鹿の騙し合いとでも言うべきでしょうか。
無軌道な若者を育てた高齢者世代は、自分で自分の首を絞めているようなものです。
しかし、それに甘んじて節操のない行動を取る若者世代もどうかしています。
今日のニュースを見ていましたが、花の都の感染者数は爆発的です。
若者世代の増加が顕著でした。
そのうち、高齢者の尻拭いをする若者はいなくなってしまうかも知れません。
ワクチンの高齢者優遇は如何なものかと思います。
若者に甘える高齢者世代、自らの行動を律することもできず甘えた行動に出る若者世代。
甘え、甘えられの阿呆の両成敗ですよね。
世界的な祭典に沸いていることは、ある意味、象徴的なのかも知れません。
闇夜の前の一瞬の打ち上げ花火ではないでしょうか。