さて、私が、私だけではなく多くの方々に敬愛されているALFEEの新曲が発売になりました。
ネットでの反応を見ていても好評なようです。
多くのアル中の仲間たちが楽しみにしていた夏のイベントが中止になったことが、寧ろプラスに働いているようですね。
新曲をヒットチャートの上位にしようと、これまで以上にアル中の仲間が団結しています。
いいですね。その意気です。
私もずっとALFEEの曲を買い求めてきました。
今はCDが当たり前ですが、私はレコードの時代からのアル中です。
大きなLP盤、A面とB面と言われていたシングル盤。
CDを買うようになっても、LP盤とシングル盤は私の宝です。
ところで、世はネット全盛の時代になりました。
私がこのブログ以外で主に活動するTwitterにおいても多くの人がALFEEを評価してくれています。
大変結構なことです。
今は誰もが気軽にネットで興味あることに参加し、ALFEEのことでもネットを入り口にする新規のファンの方は多いことでしょう。
ただ、私はいささか抵抗を感じることもあります。
例のカツ丼の動画についてですね。
どうもネット上では、カツ丼の動画が過剰に評価されているようです。
ALFEEとはカツ丼を面白おかしく作っている可愛らしいおじさんたち。
そういう評価があるようです。
率直に言うと、私はそれは如何なものか思うのです。
70歳近い人を捉まえて、可愛いはちょっと如何なものかですね。
面白おかしければ良いのでしょうか?
それにも抵抗を感じます。
ALFEEはもう70歳近いミュージシャンなのです。
入り口がカツ丼の動画でも構わないのですが、あまりに面白おかしく捉えられることには抵抗感があります。
ALFEEの本質は、NOBODY KNOWS MEやMy Truthの歌詞に描かれる世界観にあると思うんですよね。
カツ丼の話ばかりしている方には是非とも聴いて欲しい曲ですね。
NOBODY KNOWS MEやMy Truthに描かれる感情は、自分が理解されず苦しんでいる感情ですよね。
その感情を根底にして、未来を切り開く勇気を歌っているのです。
最近のALFEEの曲はなんだか丸くなりました。
メンバーも歳を取りますから自然なことなのでしょうが、私は個人的には1980年代の曲が好きですね。
自身を抑圧するものを撥ね除け、力強く未来を切り開こうとする気概に満ち溢れています。
このように、自分が理解されない苦しみをバネにして力強く未来を切り開く。
これがALFEEの本質です。
カツ丼から入場された方は聴いてみて下さい。
必須なのはNOBODY KNOWS ME、My Truthですね。
1980年代の尖った曲はたくさんありますが、BLUE AGE REVOLUTIONなどがいいですね。
ALFEEが尖っていた頃、私も10代から20代の多感な時期でした。
だから尚更、尖っていたALFEEがお気に入りなのです。
私も尖った娘でした。
その頃のALFEEは私の人生のバイブルと言うべきものだったのです。
ですから、語弊はありますがカツ丼の動画にキャッキャッしたり、単に面白おかしいおじさんで片付けられるのには抵抗があります。
ちゃんとわかっているのか、疑問も感じますね。
もちろん、カツ丼の動画が入り口だとしても、アル中の仲間入りをしてくれるのは大歓迎です。
何はともあれ、新曲が好評なようで結構なことですね。
夏のイベントが中止になった残念さをプラスの方向に変え、アル中みんなの力を結集し、新曲をヒットチャートの上位に押し上げたいものです。
自身が理解されない苦しみをバネにしてALFEEの名曲の数々が生まれたように、夏のイベントが中止になった嘆きを新曲の売り上げの伸びに変換するため、アル中全員が団結する時なのです!!