今日は久々にスーパー銭湯に行ってきました。
以前に一度行ったことがあるスーパー銭湯ですが、その後なかなか行く機会がなかったのです。
そのスーパー銭湯は温泉も湧いていて、それを目当てに行こうと思ったんですよね。
しかし、実際行ってみると、札幌も連日の猛暑ですから半身浴ばかりしていました。
足首から先をお湯に入れているだけでも、玉のような大粒の汗が噴き出してきて、それから水風呂にドボンと入ると実に爽快でした。
私は運転免許は持っているのですが、完璧なペーパードライバーです。
そこで、地下鉄に乗り、集合場所まで歩いて、そこからスーパー銭湯の送迎バスに乗って行きました。
今日行ってきたスーパー銭湯は、安く温泉に入れて、なおかつ土曜日でも混んでいなさそうな施設で探しました。
そうなると、札幌の郊外にあり、私の自宅からは遠いところになってしまいました。
地下鉄に乗り、少し歩いて、そこから送迎バスに30分ほど乗って行かなければならない場所で、正直遠かったです。
しかし、そこが小さな旅のようで楽しめましたね。
温泉に足先を浸け、夏の日差しを浴びていると昔のことを思い出しました。
私が4、5歳の頃のことでしょうか。
昔の話なので、父も母も日曜くらいしか休日はなかったことでしょう。
ですから、おそらくは日曜日のことです。
私たち一家は、今で言うところの”日帰り温泉”に行っていました。
大きなお風呂に浸かり、大広間のようなところで寛ぎ、夕方には帰る。
何度かそうして家族で出かけていた記憶があります。
休憩を取っていた大広間は今とさほど変わらず、前方にステージがあったように記憶しています。
今日行ったスーパー銭湯も、レストラン兼休憩スペースのような場所にステージがありましたね。
あの”スーパー銭湯アイドル”純烈が出てきそうでしたよ。
スーパー銭湯のレストラン兼休憩スペースのような大広間。
実にいいではありませんか。
ビールを飲んだり、食事をして、畳の上にゴロ寝する。
畳の上にゴロ寝は日本人のDNAに組み込まれているのです。
ところで、スーパー銭湯には年配のご婦人が多く来ていました。
なんとなく日本国の縮図が見えてくるような気持ちになりましたね。
皆さん、スーパー銭湯に来ることが楽しみであり、或いはリハビリのようなものなのでしょうか。
温泉が湧いているスーパー銭湯ですから、足腰の養生には打って付けなのでしょうか。
送迎バスに乗り降りする時も杖をつき、ゆっくり歩いているご婦人が多かったです。
今はどこに行っても高齢の方を多く見るようになりましたよね。
それだけ高齢者人口が増えているのです。
今は辛うじて持ち堪えていますが、私が高齢者になる頃には、日中にスーパー銭湯に行ける余裕のある生活ができるのだろうかと不安になります。
スーパー銭湯に行き、レストランの休憩スペースで畳と日本人のDNAを感じ、私が幼い頃に行った日帰り温泉のことを思い出し、そして高齢の女性たちの姿を見て自身の今後について考え、正に現在、過去、未来をスーパー銭湯で考えてみました。
何はともあれ、スーパー銭湯最高です。
また時間を見つけて、お財布と相談しながら出かけて行きたいですね。