スーパー銭湯に行く双極性障害患者

本編の前にお知らせです。

「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。

「とまと文学部」で今は「海の向こうの大阿呆」というタイトルのものを公開中です。

tomatoma-tomato77.hatenablog.jp

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 ~ここから本編~

スーパー銭湯に行きたいです。

今週に入ってすぐ、火曜日に行ってきましたが、早くも行きたい欲求がムクムク出てきました。

このブログを書いたらパソコンで探します。

入浴料が安くて、設備が整っているところがいいですね。

細かいことですが、ドライヤーが使い放題なところがいいですね。

たまにあるのが、10円で3分しか使えないところ。

3分で髪は乾きません。

女性は特にそうですよね。

私も髪が伸びてきたので、3分では収まりません。

かと言って10円を次々に追加するのも、入浴料は安くてももったいない気がします。

 

それでも、月末にスーパー銭湯に行き出費するのは少しですが大変です。

私は今、精神疾患の治療中で生活保護を頂き障害年金を受給して暮らしています。

スーパー銭湯は最も贅沢な娯楽ですね。

 

とは言え、スーパー銭湯に行きたいという意欲が湧いてきたのは良いことなのです。

治療している精神疾患は、双極性障害強迫性障害寛解はしていますが摂食障害で、それ以外にも生まれながらの障害、自閉症スペクトラム障害があります。

 

双極性障害は気分の障害で、躁と鬱を繰り返す状態が表れます。

双極性障害にはⅠ型とⅡ型がありますが、私はⅠ型と診断されています。

双極性障害のⅠ型はⅡ型以上に躁と鬱の落差が激しく、特に鬱状態の時は動くのも大変です。

 

以前、鬱状態の時の私はお風呂に三週間入らなかったこともありました。

毎日毎日、寝てばかりいて何もする気がなかったですね。

ほぼ寝たきりのような状態で三週間過ごしていたのです。

 

それを考えると、自ら入浴する気が起きるのは大変な進歩です。

最近は主治医と相談し、四日に一度は入浴しようとルールを決めて、自宅でお風呂に入っていました。

 

ですから、外に出かけて行ってお風呂に入ろうという気持ちになれたのは大きな前進です。

 

生活保護を頂き、障害年金を受給する身としては、入浴料を出すのも容易ではありません。

特に今は月末であり、少しでも出費を抑えたいのですが、それでも自ら外に出てお風呂に入りたいという欲求が出てきた気持ちを伸ばしたいのです。

 

考えようによっては、限られた予算で如何に楽しめるか、パソコンを使ってどこのスーパー銭湯に行こうか考えるのも楽しいものです。

 

安くて施設が充実しているところを選び、それから交通の便も吟味しなければなりません。

その一つ一つを調べるのが、また楽しいんですよね。

 

双極性障害は、今は民間の病院に通い治療を受けていますが、その前は大学病院で治療を受けていました。

大学病院に通っていた頃、主治医からもアドバイスされたんですよね。

 

気が向いたら外出してみるのも良いのではないかと。

私は札幌に住んでいますから、例えば、動物園に行き動物を観察してみてはどうかですとか、他にも安い料金で入場できる施設があればそこに出かけてみてはどうかと。

 

できる範囲で積極的に出かけ、少しでも社会との接点を持つようにする。

当時の主治医の狙いはそこにあったのでしょう。

 

その頃から病状にあまり変化はありませんが、今この時に自発的に行動しようと思えたのであれば、その心の声に正直になろうと思います。

月末で家計は楽ではありませんが、少しずつやりくりしてみようと思います。

 

今の主治医もできる範囲で意欲的に物事に取り組むことを応援してくれています。

 

さあ、次はどこのスーパー銭湯に行きましょうか。

それを考える時間もまた楽しいんですよね。