難病とワクチン

本編の前にお知らせです。

「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。

「とまと文学部」で今は「海の向こうの大阿呆」というタイトルのものを公開中です。

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よろしくお願いします

~ここから本編~

今日はワクチンの話です。

私は各種予防接種というものをほぼ打ちません。

それよりも自分の免疫力を上げた方がいいと思うんですよね。

 

巷を賑わせている疫病のワクチンも打つ予定はありません。

自身の病歴を考えると、とても打つ気にはなれないのです。

 

もう20年以上、精神疾患を治療していますがその治療薬が合わずに重病に罹ったことがあります。

 

ティーヴンス・ジョンソン症候群をご存知でしょうか?

あまり馴染みのない病気ですよね。

薬剤やウィルスが原因となるようですが、私は処方された薬が合わず発症しました。

 

正規で医師が処方する薬に危険があるとは考えにくいですが、それでも発症しましたから、以来薬には敏感になっています。

ですから、未知の部分があるワクチンを体に入れたくないんですよね。

 

ティーヴンス・ジョンソン症候群は難病にも指定されているようです。

私も大学病院に1ヶ月近く入院して、退院後も通院しました。

 

忘れもしない20年ほど前の日曜日のことでした。

まさか処方された薬が原因で重病に罹ったとは思っていませんでしたから、高熱が出て風邪を引いたと思い当番病院に駆け込んだのですが、点滴をされても症状は治まらず別の当番病院に向かったのです。

 

ティーヴンス・ジョンソン症候群は皮膚にも症状が出ます。

赤い発疹が出ていたので皮膚科に行くようアドバイスを頂き、元夫が運転する車で向かいましたが、到着した皮膚科で医師は私を見るなり「入院が必要です」と言いました。

 

びっくりしましたね。

処方された精神疾患の治療薬が原因とは気付いていませんでしたし、風邪を引いたと思っていたのに即入院とは。

 

皮膚科の当番病院の医師は重症だと気付いていたようですね。

札幌には大きな病院がいくつもありますが、対処できるのは大学病院レベルの病院ということで皮膚科の当番医は懸命に探してくれました。

そして私は元夫の付き添いで、受け入れてくれる大学病院に向かったのです。

 

入院できた大学病院での検査の結果、私は精神疾患の治療薬が原因でスティーヴンス・ジョンソン症候群を発症したと診断されましたが、後から調べてみて難病扱いの重病だと知りゾッとしました。

 

全身の発疹、粘膜の痛み、発熱で最初の何日間かは辛かったのですが、入院するのも初めてで精神的に苦しかったです。

特に粘膜が炎症を起こしたように痛むので、トイレに行くのも一苦労、食事も普通食が食べられず白湯のような液体しか口にできませんでした。

また、目にも後遺症が残る恐れがあるので眼科の検査を受けたり。

 

何が恐怖かというと、きちんと医師に処方された薬が原因だったということです。

私は他にも薬のアレルギーがあります。

ワクチンの副反応で熱が出た時に多くの方が飲んでいる解熱剤も飲むことができません。

 

今後、どんな薬が原因で何が起こるかわからない。

それが薬に対する私の考えです。

 

賛否両論ある未知のワクチン。

これを体内に入れる度胸はないですね。

次に何かあったら死ぬかも知れません。

 

ワクチンは自己責任とも言われていますよね。

誰も私の生死に責任を取ってくれません。

自分の身は自分で守るしかないです。

 

ティーヴンス・ジョンソン症候群は本当に苦しかったです。

大学病院に駆け込む羽目になり、辛い治療生活を送り、後遺症が残るかも知れない恐怖と戦ったり。

 

私のような方は他にもたくさんいると思います。

ワクチンの接種証明の話もちらほら聞こえてきますが、打ちたくても打てない、或いは自らの意思で打たない人を差別するようなことはあってはなりません。

私もその当事者と言えば当事者です。

 

薬の副作用で辛い目に遭ったからこそ、慎重に考え、自分の身は自分で守るという考えがしっかり身に付きましたね。

 

薬って恐いんです。