本編の前にお知らせです。
「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。
「とまと文学部」で今は「海の向こうの大阿呆」というタイトルのものを公開中です。
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~ここから本編~
明日は精神の病院の通院日です。
私には自閉症スペクトラム障害という生まれながらの障害があり、精神疾患も治療中です。
今日のお題は「入院生活」
私は今は通院して治療を受けていますが、精神科の入院歴もあります。
かなり状態が悪かったので大学病院の閉鎖病棟に入院しましたね。
精神科の閉鎖病棟というと、鉄格子のついた窓がある部屋に閉じ込められるのではという誤解を持たれますが、そのようなことはありません。
確かに病棟の外には自由に出られませんでしたし、入院初日に私物の確認もありました。
先が尖ったものや紐になるものは厳禁です。
自殺したり自分や他の患者さんを傷つけてはいけないからですね。
病棟の外に出られるようになるまでは治療を受けて回復し、主治医の許可をもらわなくてはなりません。
私もそのように一歩一歩、段階を踏んで許可された時間だけ病棟の外に出られるようになったものです。
大学病院の精神科の閉鎖病棟に入院していたのは珍しいケースであり、一般的にはそういう経験をしない人の方が多いですよね。
一般的な入院と言えばそうかも知れませんが、先日、ワクチンの話をした時に私がスティーヴンス・ジョンソン症候群という難病に罹ったと書きました。
これは大学病院の皮膚科に入院しましたが、それでも、スティーヴンス・ジョンソン症候群もそうそう罹る病気ではないのでやはり一般的であるとは言えません。
入院自体は珍しくなくても、私はあまりないケースで入院してきました。
入院生活のほとんどは大学病院への入院なんですよね。
大学病院に入院、嫌ですね。
重病というイメージがあるでしょうか。
重病といえば重病なのですが、私は元気です。
大学病院は研究や教育の場であり、最先端かつ最高の治療が受けられる場でもあります。
今は年に一度、大学病院の婦人科に入院していますが、それは子宮頸がん後の経過観察の検査のためであり、入念な検査を受けられるので大船に乗ったようなつもりで入院しています。
よく病院に行かないことを健康自慢にしている方がいますが、それは違いますね。
人間は必ず病気になります。
気になることがあれば病院に行き、検査や治療を受けなければなりません。
健康自慢で病院に行かず、手遅れに近い状態で進行癌が見つかり、その後に死んだのは私の父ですね。
父を反面教師としている私は病院が好きなんです。
入院しているのは大学病院ばかりで病弱かと思われそうですが、その真逆ですね。
今は治療ではなく検査のために大学病院に通院していますから、何かあっても小さいうちに見つけられると信頼を置くことができます。
精神科の閉鎖病棟に入院していた頃も、質の良い治療を受けられて回復することができました。
今も子宮頸がん後の経過観察で、定期的に検査のため大学病院に通っています。
大学病院ですから、知らなかった治療法や検査法に触れることも多いです。
その度に好奇心旺盛な私は検査や治療に果敢に取り組みます。
さて、来週は子宮頸がん後の経過観察の検査結果を聞きに行きます。
また定期的な検査が続くのか、それとも治療に踏み切るのか。
いずれにせよ、主治医やその他の医療スタッフを信じて前に進んでいきたいですね。