本編の前にお知らせです。
「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。
「とまと文学部」で今は「海の向こうの大阿呆」というタイトルのものを公開中です。
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~ここから本編~
今日は遅くなりました。
日帰りの温泉に行っていたのです。
札幌の奥座敷と言われる定山渓の更に奥にある豊平峡温泉というところに行ってきました。
札幌は実に自慢できる街です。
夏はそこそこ暑くなり風物詩を楽しめますし、冬は冬らしく雪が多く降り”凍れ”を感じることができます。
私は札幌生まれの札幌育ちです。
日本中、世界中に札幌の良さを宣伝したいですね。
豊平峡温泉は札幌の中心部から路線バスでも行けます。
片道1時間半ほどでしょうか。
免許は持っていてもペーパードライバーで運転ができない私は、家を出て地下鉄に乗り、豊平峡温泉行きのバスが出るターミナルまで行き、そこからバスに乗って向かうと2時間くらいかかってしまったのですが、それでも今日は行って良かったです。
最近いろいろな日帰り温泉やスーパー銭湯に行く機会が増えました。
最初は軽い気持ちで出かけていたのですが、精神科で双極性障害の治療を受け自閉症スペクトラム障害がある私にとっては、外に出かけて行くことはなかなか大変なことです。
朝きちんと起きて、交通機関の時間に合わせて家を出て、目的地まで行くことは病気の治療にも効果的なリハビリのようなものです。
こうして出かけていることを主治医にも話すのですが、自分の意思で積極的に出かけて行くことは治療にも良い影響を及ぼすと褒めてもらえました。
褒められて悪い気はしませんよね。
精神疾患の治療や障害を良い方向に向けるために影響があるのなら、張り切って出かけて行きたいですね。
今日行った豊平峡温泉は評判通り素晴らしかったです。
源泉かけ流しがポイントで露天風呂ではのぼせることなく、ずっと入っていられました。
温泉の温度はそう高くはなく、露天風呂ではぬるめでしたが芯から温まりましたね。
札幌の奥座敷・定山渓も自然豊かなのですが、豊平峡温泉は更に自然豊かでした。
それに、露天風呂の塀が低いのです。
街中にあるスーパー銭湯だと、のぞき防止のためなのか露天風呂を囲む塀は高く、思ったほど周りの景色が見られませんが、豊平峡温泉の露天風呂は塀が低く周りの自然を堪能できました。
豊平峡温泉、家からは遠いので行こうか行くまいか少し迷いましたが、行って良かったですね。
露天風呂が最高です。
塀が低くて自然に抱かれる感覚を味わうことができましたし、お湯の温度が高すぎないので半身浴のように時間をかけてゆっくり温まることができました。
日帰り温泉やスーパー銭湯に行くことは、主治医にも褒めてもらえるリハビリのようなものです。
これからも心身のコンディションを整え、いろいろなところに出かけて行きたいですね。
正に趣味と実益を兼ねてといったところでしょうか。
精神的な湯治とでも言いましょうか。
豊平峡温泉は施設も鄙びた感じで、ちょっとだけ不便な感じがしたのも味わいがありました。
鄙びた感じ、私は好きですね。
また行くのが楽しみになりました。
今度はぜひ冬に行きたいですね。
雪景色の中の露天風呂は最高です。
冬こそ北海道の真骨頂です。
その前に紅葉も楽しめるのではないでしょうか。
お気に入りの場所がまた一つ増えました。
また必ず行きます。