本編の前にお知らせです。
「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。
「とまと文学部」で今は「海の向こうの大阿呆」というタイトルのものを公開中です。
tomatoma-tomato77.hatenablog.jp
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よろしくお願いします
~ここから本編~
先週は大学病院、今日は精神科の病院に通院しました。
先週は、子宮頸がん後の経過観察の検査結果を聞きに行き、今すぐに治療が必要ではないということで安心できましたが、今日は二週間に一度通院する精神科の病院に行ってきました。
今の主治医は女医さんで、女同士ということもあり相性がいいです。
皆さん、カリメロはご存知でしょうか?
昔のアニメであった、卵の殻をかぶったヒヨコのキャラクターでお馴染みですよね。
私はそのカリメロのキャラクターのTシャツを着ていたのですが、主治医にバカうけでした。
「とまとさん、Tシャツ可愛いですね」
「ああ、これは高校生の頃から着ているんですよ」
「ええ!ずいぶん物持ちがいいですね!」
「あはは、そうですね」
こんな感じで診察と共に会話が弾みました。
双極性障害、強迫性障害、寛解はしていますが摂食障害の治療を受け、自閉症スペクトラム障害がある私は要注意人物のようなものです。
双極性障害は躁と鬱を繰り返しますから、気分の浮き沈みのリズムは重要な情報です。
今は比較的安定していますし、何よりも最近の私はスーパー銭湯や日帰り温泉に出かけていけているので、主治医の関心はそこにあるようです。
自分の意思で外に出かけていける。
こうして鬱状態を脱し、行動範囲を広げていけるかどうかを主治医は診たいようです。
ですから、スーパー銭湯や日帰り温泉に積極的に行っていると話すと、興味深そうに耳を傾けてくれます。
スーパー銭湯や日帰り温泉に出かけて行くことは、治療にも良い影響があるとお墨付きを頂きました。
自信がつきました。
積極的に出かけていきたくなりましたね。
ところで、私の精神科治療歴は20年以上です。
今までお世話になった医師はほぼ全員覚えています。
この20年間、閉鎖病棟に入院したり、薬が合わずに難病のスティーヴンス・ジョンソン症候群に罹ったりと色々なことがありました。
私には自閉症スペクトラム障害もあるので、精神科とのお付き合いは一生ものだと思いますが、それは経過観察中の癌にも言えることなんですよね。
定期的に検査を受け、必要なら速やかに治療を受けられる環境にあるので、至れり尽くせりな状況だとも考えられます。
大きな病気をしない健康自慢な方が危険かも知れません。
健康を過信することは危険なことですね。
ですから、私は今の自分の状況はベストなのだと考えています。
心身ともに手厚いケアを受けられていることは心強いです。
今の主治医はいつかは私が仕事に就けるようになることを目標にしたいようです。
私は北海道大学を卒業していますが、今は生活保護を頂き障害年金を受給して暮らしています。
大学を卒業する時点で、知名度のある大学→立派な会社というルートから外れて生きてきました。
学生時代は自分の障害にも気付かず、知名度のある大学に進学するなど、相応しくない進路を進んできたのかも知れません。
とにかく学問が好きで結果的に大学まで進んだというだけなのです。
名のある大学を卒業して生活保護を頂くことは恥ずかしいことでしょうか?
必ずしもそうとは言えません。
人間は皆、いつ、どこで、どうなって働けなくなるかわからないですよね。
これからも主治医と二人三脚で進み、働けるようになったら働きたいですね。
それまでは自分にできることを、無理せずこなして前進したいです。