まだまだ続く小さな旅

本編の前にお知らせです。

「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。

先日まで公開していましたが、今は新作の準備中なので非公開になっています

それまで、またよろしくお願いします。

~ここから本編~

今日はブログを書くのが遅くなりました。

もはや恒例の、”日帰り温泉小さな旅”に行ってきました。

 

真夏の頃からスーパー銭湯日帰り温泉に行けるようになりました。

今の私は双極性障害強迫性障害寛解はしているものの摂食障害の治療を受けています。

特に双極性障害で鬱の方に傾いてしまうと、何をするのも億劫で外出するのも困難です。

 

しかし、夏の頃からどういう訳かスーパー銭湯日帰り温泉なら出かけて行けるようになりました。

もちろん体調と相談し、お金もかかかることですから多くても週に一回くらい行ければいい方です。

主治医にも相談しましたが、無理のない範囲で自発的に出かけられることは治療にも良い影響が期待できるということだったので、心身共に調子がいい日にはスーパー銭湯日帰り温泉に出かけています。

 

今日は札幌の近郊、長沼というところに行ってきました。

車なら片道1時間くらいで行ける場所ですが、車の運転ができない私は自宅から地下鉄に乗り、到着した地下鉄駅から路線バスに乗るという方法で行きました。

 

自宅からバスに乗り継ぐ地下鉄駅まで1時間くらい。

路線バスは地下鉄の駅から温泉まで片道で1時間。

合わせて片道2時間くらいかかりましたね。

 

ちょっとした小旅行ですね。

乗り物に乗るのが大好きな私には苦になりませんでした。

主治医のアドバイスもあり、出かけることはリハビリのようなものですから、前向きに取り組み長時間の移動を楽しむくらいの気持ちで臨みました。

 

私は元来、乗り物が好きです。

まだ仕事をしていた頃、休暇を利用して海外旅行に行くこともあったのですが、10時間を超えるフライトの後、更に乗り継いで目的地に向かうことを楽しんでいました。

 

ですから、札幌から近郊の日帰り温泉まで片道2時間はまだまだ序の口です。

 

今日は日帰り温泉に向かう時は午前中だったのでバスはスイスイ進みましたが、帰りは夕方の時間帯ということもあり、渋滞に巻き込まれ時間がかりましたね。

それでも、日帰り温泉の施設が始発地点なので座ることができ、小さな旅を楽しむことができました。

 

地下鉄だと車窓の風景を見て楽しむことはできませんが、路線バスだと移り変わる風景を楽しむことができます。

札幌と長沼の間はのどかな田園風景が広がっているんですよね。

 

夏が終わり秋へと季節が移り変わる風景を眺めていたら、片道1時間の道のりはアッという間に過ぎていきました。

 

普段見慣れない風景をぼんやり眺める。

頭の中を空っぽにして見慣れない町の様子を眺める。

 

精神疾患の治療に良い影響があると褒めてくれた主治医の狙いがわかるような気がしました。

普段はスマホと睨めっこすることが多い世の中になり、車窓から見える風景を眺める心の余裕は失われがちです。

精神疾患の治療を抜きにしても、日常見慣れている風景を離れて新鮮な刺激に触れることは有意義なことですよね。

 

主治医からも自発的に出かけることの大切さを教えられ、楽しみながら良い方向に向かって行けるのなら、今日のような小さな旅は続けていきたいですね。

 

スーパー銭湯日帰り温泉はパソコンを使ってホームページから情報を得ます。

どこにあって、どうやって行くのか、利用料はいくらくらいか等々、情報を調べることも頭の体操になっています。

 

今日は地下鉄と路線バスを乗り継いで片道2時間のところまで行ってきました。

実は同じような立地の日帰り温泉をもう一箇所調べてあります。

次の目標はそこですね。

 

主治医からもアドバイスをもらい、積極的に出かけて行くことに慣れ、且つ楽しんで小さな旅を続けようと思います。