本編の前にお知らせです。
「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。
新しい作品「六十年後の未来に来てみたけれど」を公開し始めました。
今は第一話と第二話まで公開しています。
話の展開がわかりやすくなるように、主な登場人物の解説つきです。
下のバナー「とまと文学部」の文字をクリックすると、小説のページに飛べますよ。
よろしくお願いします。
tomatoma-tomato77.hatenablog.jp
~ここから本編~
今日は日帰り温泉に行ってきました。
先日は長沼という町に日帰り温泉で出かけて行きました。
南幌は札幌の隣にある江別市を経由し、長沼は北広島市を経由して行くことができます。
江別市、北広島市は札幌と隣合わせですから、南幌も長沼も札幌からバスで1時間ほどで行くことができ、十分に日帰り温泉を楽しむことができます。
先日の長沼の日帰り温泉もそうでしたが、今日の南幌の日帰り温泉も楽しめました。
どちらの日帰り温泉も、地元の人々の憩いと交流の場であるといった印象を受けました。
札幌から近いですが、どちらの町も田園風景が広がるのどかなところです。
秋が深まり、二匹で連結したトンボが盛んに飛んでいたんですよね。
露天風呂に入っていて、露天風呂から零れたお湯の上に卵を産み付けようと健気に飛んでいる様子を見ていると「そこに卵を産んでも孵らないよ」と教えてあげたくなりました。
また、露天風呂の水面が光って見えるせいなのか、トンボは盛んにその水面に触れようとするのです。
ギリギリまで近づいて飛び上がれればいいのですが、羽が濡れてしまうと飛べなくなり水面に落ちてきます。
可哀想に、トンボの溺死体のできあがりですね。
あまりにも哀れなので、私は掬って露天風呂の周囲の緑があるところにそっと置いてあげました。
露天風呂のトンボ、本当に多かったです。
露天風呂を一旦上がり、別の浴槽に行こうとして立ち上がった時に、ご一緒していたご婦人に声をかけられました。
私のお尻の割れ目にトンボが挟まっていると言うではありませんか。
いつの間にそんなところに挟まっていたのでしょう。
手で取ってみると、トンボはやはり溺死していました。
虫の命って儚いですよね。
南幌も長沼も、車の運転ができない私は全て公共交通機関で行かなければならないので、ちょっと遠い感じがするのですが、日帰り温泉のホームページを見ながら行き方を調べたりして向かうのは楽しいものです。
こうして札幌近郊の町まで日帰り温泉に浸かりに行くのには理由があります。
鬱に陥ると何もしたくなくなり、お風呂に入るのも億劫です。
それでも、自分の意思で日帰り温泉に行こうと考え、ホームページなどで下調べをして、実際に乗り物に乗って出かけて行く。
この一連の行動を通して、少しでも治療に良い影響があればと考えているのです。
実際、主治医も評価してくれています。
褒められましたね。
この調子で自らの意思で積極的に行動することで、治療にも良い効果が出て欲しいですね。
元来、私はお風呂好きですから、できることから続けていきたいと思います。
次回の”遠征”ももう決めました。
次回は自宅から歩いて行けるところにしようと思います。
札幌市内にも日帰りの温泉やスーパー銭湯はたくさんあります。
元気になる頃には全制覇していたいくらいですね。