本編の前にお知らせです。
「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。
新しい作品「六十年後の未来に来てみたけれど」を公開し始めました。
今は第三話まで公開しています。
話の展開がわかりやすくなるように、主な登場人物の解説つきです。
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よろしくお願いします。
tomatoma-tomato77.hatenablog.jp
~ここから本編~
さて、来週かかりつけ医のいる病院でコロナワクチンを打ちます。
そこで気になるのは、副反応が出た場合に備えておくにはどうしたらよいかということです。
腕が痛くなるとか熱が出るとか、いろいろあるようですが私は一人暮らしをしているので、何か困ったことがあっても頼れる人がいません。
副反応が出た時に備えて何を用意すればいいか、調べてみました。
食欲がなくなった時に備えてゼリー状のものを用意したり、スポーツドリンクを買っておくといいようですね。
さっそく明日にでも買いに行きましょう。
一人暮らしなので不安もありますが、離婚して一人になって10年以上経っていますから慣れたものです。
今住んでいるところに引っ越してきてから、救急車を呼んで救急病院に担ぎ込まれたこともありますし、大抵のことではへこたれません。
ワクチン接種後の副反応に備えて、何を買っておくべきか。
いろいろ調べるのを楽しんでさえいます。
私は北海道弁で言う「はんかくさい」のです。
「はんかくさい」とは北海道弁で言う「阿呆」の意味です。
未知のワクチンを体に入れる不安はありますが、打つと決めたのであれば楽しもうと思います。
飲み物や食べ物を用意し、一般的な解熱剤はアレルギーで飲めないのでどうしたらいいか。
それを医師に尋ねることすら楽しむつもりで臨みます。
私は阿呆で「はんかくさい」です。
そのくらいでなければ、やっていけません。
ワクチンは当初、来週の水曜日に打つ予約を入れてありましたが、後から考えるとその日は精神科の病院に診察を受けに行く日でした。
ワクチンを打つ病院に連絡して金曜日に変えてもらいましたが、このように私は病院に行く用事で忙しいのです。
精神科の病院で双極性障害や強迫性障害の治療を受け、子宮頸がん後の経過観察のためにも定期的に大学病院に通院し、病弱ではないのですが病院がお友達のようなものですね。
このような状況で暮らしていますから、少し「はんかくさい」くらいでなければやっていけません。
くよくよ悩んでいても状況は改善しないのです。
こんな私ですから、信頼できる医師の助言を受けると俄然ワクチンを受ける気持ちになれました。
一旦スイッチが入ると、どんどん進む性分なんですよね。
助言を得られるまでは、薬の副作用で重病になったことがあるのでワクチンは躊躇していました。
しかし、説得力のある助言をもらい、ワクチンを受けることにしました。
こうなれば、私は行動が速いです。
接種後の副反応に備えたり、どうせやるなら楽しもうと決めました。
この変わり身の速さは正に「はんかくさい」からに他なりません。
接種当日、接種後、果たして何が起こるのでしょう。
薬のアレルギーで重病のスティーヴンス・ジョンソン症候群を発症した過去があるので不安もありますが、持ち前の「はんかくささ」で乗り切ろうと思います。