本編の前にお知らせです。
「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。
新しい作品「六十年後の未来に来てみたけれど」を公開しています。
今日から第十二話を公開しています。
連載形式ですが、途中からでも、一話ずつでも読めますよ。
話の展開がわかりやすくなるように、主な登場人物の解説つきです。
下のバナー「とまと文学部」の文字をクリックすると、小説のページに飛べますよ。
よろしくお願いします。
tomatoma-tomato77.hatenablog.jp
~ここから本編~
ほぼ毎日そうなのですが、お昼ごはんはワイドショーを見ながら食べています。
ワイドショー、芸能人の不倫などどうでも良さそうな話題も取り上げますが、手っ取り早く世の中の動きを知るには便利な番組ですよね。
今日は都道府県魅力度ランキングにまつわる話題を放送していました。
下位にランキングされてしまった県の知事が激怒しているとか。
確かに地元が評価されないというのは、気分が悪いですよね。
我が北海道は13年連続で第1位です。
素晴らしいですね。
私も北海道生まれ、北海道育ちですから誇らしいです。
北海道は別格です。
自然の雄大さ、美しさ、食べ物が美味しい、のんびりしている等々、良いところは多いです。
冬の気候が過酷か?
いいえ、その過酷さまでもが魅力的です。
冬は冬らしくですね。
私は北海道大学の卒業生ですが、北海道外の出身の同級生も多かったです。
北海道外の出身者の進学理由は、もちろん偏差値、自分の実力に合った難易度というのもありましたが、北海道という遠い土地にロマンを求めて志望した同級生もいましたよ。
名前を言えば、ああ、あそこかと誰もが知る北海道外の名門高校から北海道大学に入学してきた同級生もいました。
若い頃の四年間をロマンにあふれた土地で暮らしてみたい。
そんな志望動機の同級生がいましたね。
私は北海道、札幌生まれの札幌育ちですから、正直、道外出身者が描く北海道ロマンについてはピンときませんでした。
私にとっては、北海道の魅力は生まれた時から当たり前のことばかりでしたから。
北海道外、雪が降らない暖かい地域から進学してくる同級生との交流、特に初めて迎える冬は大変でしたが楽しかったです。
例えば、凍ったツルツル路面とか。
私はヨチヨチ歩きの頃からの”雪道ネイティブ”です。
ツルツル路面で転ばない歩き方ってあるんですよね。
私にはそれが無意識のうちに身についていますが、大学生というある程度大人になってから初めて経験すると大変なんですよね。
確かに冬の北海道は暮らしていくのに楽ではありません。
今年ももうすぐその季節がやってきます。
冬こそ北海道の真骨頂ですね。
過酷な自然環境の中で知恵を絞って生きるたくましさが北海道の魅力です。
北海道らしさは他の都府県には真似できないところにあります。
逆に私が他府県に行って驚いたことはたくさんあります。
電車に乗ると、どこまで行っても家々が途切れないとか。
北海道だと、駅と駅の間はほとんど原っぱです。
広々した土地、夏と冬の差に表れる豊かな自然、美味しい食べ物、のんびりした雰囲気。
どれを取っても、北海道バンザイですね。