白髪染め

本編の前にお知らせです。

「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。

新しい作品「六十年後の未来に来てみたけれど」を公開しています。

今日から第二十九話めを公開しています。

連載形式ですが、途中からでも、一話ずつでも読めますよ。

話の展開がわかりやすくなるように、主な登場人物の解説つきです。

下のバナー「とまと文学部」の文字をクリックすると、小説のページに飛べますよ。

よろしくお願いします。

tomatoma-tomato77.hatenablog.jp

~ここから本編~

今日は白髪染めをしました。

月に一度はやらないと根元が白くなってきて気になります。

それに、最近抜け毛が増えてきてちょっと困っています。

 

白髪は加齢と共に出てくるものだとは思いますが、抜け毛はどうして増えてきたのか。

気になりますね。

もう50代なので、こんなものでしょうか。

 

50代、ひと昔前なら老年ですね。

江戸時代なら死んでいてもおかしくない年齢です。

白髪染めに頼るのも当たり前ですね。

 

白髪ならまだいいのですが、抜け毛はどうしましょうか。

髪が薄いのは見栄えも悪いし、なんとか対策を立てたいですね。

自分でも調べてみたのですが、ホルモンのバランスなども関係しているようです。

 

ホルモン。

女性は50歳を過ぎるとホルモンのバランスが崩れてきます。

とはいえ、私は50代にどっぷり浸かっていますから、今さらホルモンバランスの乱れもないと思うのですが。

 

女性ホルモンといえば、50歳になって急に太り出したので婦人科の病院でホルモンの検査を受けたことがあります。

更年期の影響で太るという話を聞いたことがあったので、女性ホルモンのバランスを検査してもらったんですよね。

 

検査結果は太ることはホルモンの関係ではないということでした。

単なるカロリーオーバーですね。

トホホです。

なんだか恥ずかしかったですね。

 

白髪と抜け毛も同じような感じなのでしょうか。

単なる老化で対処法は特にない。

 

今は白髪染めが欠かせない太ったおばさんになりましたが、皆そうであるように私にも若い頃はありました。

30代の頃は金髪にもしていましたね。

金髪にするには脱色しますから、脱色した髪にピンクのヘアカラーで色素を入れたりして髪のお洒落を楽しんでいました。

 

その頃の私はスポーツクラブに通い、エアロビクスに打ち込んでいてレオタードで暴れていたのです。

金髪にレオタード。

かなり目立っていましたね。

今振り返ってみると、かなり恥ずかしいです。

若気の至りですね。

 

しかし、若い頃はそのくらいでなければなりません。

若さは暴走するためにあるのです。

人生とは若さの浪費ですね。

 

若さも見た目の美しさも限りある資源と同じです。

いつかは必ず消えてなくなるものですから、惜しみなく使い果たせばいいのです。

 

そうして歳を取ってみれば、それもなかなか楽しいものです。

今は白髪染めでいろいろなカラーを楽しんでいます。

抜け毛が増えて困れば、カツラでもいいですよね。

 

お洒落染めで金髪にはもうできなくなりましたが、白髪染めでも楽しめるようになりました。

若さがなくなったぶん、それを補う方法はいくらでもあります。

若気の至りから熟した年の功へ。

老化は皆に等しく訪れるのですから、楽しまなきゃ損ですよね。