本編の前にお知らせです。
「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。
新しい作品「六十年後の未来に来てみたけれど」を公開しています。
今は第四十六話めを公開しています。
連載形式ですが、途中からでも、一話ずつでも読めますよ。
話の展開がわかりやすくなるように、主な登場人物の解説つきです。
下のバナー「とまと文学部」の文字をクリックすると、小説のページに飛べますよ。
よろしくお願いします。
tomatoma-tomato77.hatenablog.jp
~ここから本編~
今日はスーパー銭湯に行ってきました。
スーパー銭湯通いは、もはや日常になってきましたね。
精神科の主治医も、積極的に外出できるならばと応援してくれています。
今日、遠征したのは小樽です。
小樽の東側、札幌寄りの小樽築港という駅から歩いて15分くらいのところにあるスーパー銭湯に行きました。
いつもは送迎バスがあるスーパー銭湯や、札幌市内で交通の便がよいところに行くのですが、今日は送迎バスがなくしかも小樽ということで無事にたどり着けるか心配でした。
今や、何でもネットで調べれば出てきますよね。
私も今日はあらかじめホームページを見たりして調べて行きました。
しかし、小樽築港駅の周りは札幌とは違います。
札幌の場合、街の中心部だと碁盤目状に道が整っていますし、私は札幌生まれの札幌育ち、大抵の場所なら楽にたどり着けます。
小樽は厳しいですね。
住所を聞いても場所がイメージできません。
そこで、地図を見てみました。
スーパー銭湯のホームページにも地図が載っていましたから、大いに参考にしました。
すると、すんなり行けましたね。
地図を見て未知の場所に行く。
久しぶりに楽しめました。
この感覚は、まだ仕事をしていた頃、休暇のたびに海外に行っていた頃に感じていた感覚です。
異国で英語が通じればいいのですが、物好きな私はあえて英語圏ではないところに出かけていました。
そうなると、通りすがりの方に聞くこともできません。
スマホで地図を見ながら、あっちに行ったりこっちに行ったりですね。
外国って曲がりくねった小路が多い地区ってありますよね。
そうなると、地図をどう読んだらいいのかもわからなくなってしまいます。
地図の基本は上が北ですが、古い地図なのか自分が行きたい場所に向かっていないのではないかと不安になったこともあります。
単なる私の方向音痴なのですが。
それでも、地図を見て四苦八苦しながら目的地を目指すのって楽しいんですよね。
今日は久々にその感覚を味わうことができました。
楽しかったです。
こうして少しずつ行動範囲を広げ、精神疾患の治療も進むと良いと考えています。
ただ、私には自閉症スペクトラム障害もありますから、また仕事ができるようになるかはわかりません。
今後はこの特性を生かした人生になります。
どんな地図が描かれるのでしょう。
医師に診断されるまで気付かなかった障害ですが、それなりの針路があることでしょう。
自分の終着点まで、地図を見て歩こう。