母の施設入所

本編の前にお知らせです。

「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いていますが作業中に間違って表示を消してしまいました。

復旧次第、載せますのでそれまでお待ち下さい。

~ここから本編~

基本的に大きな悩みもなく天下泰平に暮らしていますが、気になることはありますね。

それは、高齢になった母の施設入所についてです。

 

さっきも弟と連絡を取りましたが、話は進んでいませんねえ。

 

理由はいろいろあります。

母の年金額が少ないので、それで賄える施設が少ないことですね。

施設って意外と高いですし、お金もかかります。

 

もう一年ほど前から話し合っていますが、全然進展がありません。

 

その理由はおそらく、こういうことなんですよね。

 

母は昔、介護の仕事をしていました。

今もそうであるように、認知症になってしまった利用者さんのお世話は大変な仕事です。

 

排泄物を壁に塗りたくるとか、徘徊するとか、無駄な延命処置が行われているとか。

母はそういう問題の最前線にいました。

勤務していた職場のことを、姥捨て山と言っていましたね。

ですから、自分もそういう年齢になったことを認めたくないのでしょう。

自分が誰かもわからなくなり、人様の手を煩わせるようになる。

このことに対する恐怖と抵抗感があるのでしょう。

 

そうは言っても、母は私や弟に面倒を見てもらう気はないようです。

そうでないと困ります。

 

弟もネットなどで良い施設がないか探しているようです。

私も見ますね。

ただ、それは母のためではありません。

私自身のためです。

 

言い方は悪いですが、手っ取り早く母をポイ捨てできる姥捨て山を探しているのです。

このブログでも何度も書いていますが、言ってみれば、母は私を精神的に虐待してきました。

これからが、反撃の時です。

母を介護する気はさらさらありませんね。

はっきり言って、施設にポイですよ。

そういう理由で、良い施設がないか探したりしていますね。

 

母、早く片付いて欲しいですね。

母は今は一人暮らしをしていますが、何か問題を起こされても迷惑です。

高齢ですから、火の不始末だとか、大事なものをなくすとか、もっと状態が悪くなれば徘徊するようになるとか。

冗談ではありません。迷惑です。

 

こんな母ですから、今の一番の願いは向こうの世界から早くお迎えが来てほしいということなんですよね。

私もそれが一番いいと思いますよ。

 

毎日、仏壇を拝み、先に逝った父に向かって、早く迎えに来て欲しいと念仏を唱えていますが、父は全然迎えに来ないんですよね。

なぜか考えてみました。

おそらく、父にも嫌われているのでしょう。

私に嫌われ、弟にも嫌われ、どうやら父にも嫌われているようなのです。

 

母、人間性に問題があるんですよね。

相手の気持ちがわからない、相手を傷つけているという自覚がない、それどころか自分は正しいことをしていると頑なに信じている。

 

いよいよ、向こうの世界からも必要とされていないのでしょうか。

そんな人の尻拭いは御免ですね。

施設にさようならです。