本編の前にご案内です。
この「とまとの呟き」の姉妹版で小説を書いています。
タイトルは『アンドロイドの楽園』といいます。
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tomatoma-tomato77.hatenablog.jp
今日も大学入学共通テストが行われているんですね。
私もずっと昔に二日に分けて共通一次試験を受験しました。
確か、北海道大学の会場で受験した記憶があります。
私は進学校に通っていたのでクラス総出で受験でした。
受験が終わると皆で答え合わせ、自己採点もしたり。
今の北海道大学って、共通テストでどのくらい得点できれば有利なのでしょうね?
私は当時、共通一次試験で8割と少し得点できました。
北海道大学なら十分と指導されていたように記憶しています。
それでも、絶対に現役で合格したかったので、共通一次試験が終わると懸命に二次試験に向けての勉強に取り組んでいました。
私は元来、勉強が好きなんです。
幼い頃からそうでした。
父の影響で読書も好きでしたし。
前回も書いたように、私が生まれ育った家庭は貧しく、教育にもあまりお金をかけてもらうことができませんでした。
ですから、学習塾に行ったことはありませんし、家庭教師など手が出ませんでしたね。
ほぼ独学です。
高校三年生の時に志望する北海道大学の入試英語の講座を受講するために、予備校に通ったくらいですね。
単科の講座だけだったので、なんとかお金を出してもらえました。
勉強って楽しいですよね。
国語はクイズ、数学はパズル、理科は自由研究のような感じで取り組んでいました。
ただ、勉強ができたことで損したこともありますね。
何度も書いてきましたが、私は摂食障害に罹ったことがあります。
中学一年生の時に発症しました。
拒食に陥り体重が30kgになるほど痩せ細りましたね。
摂食障害あるあるですが、拒食で体重が減っても本人はケロリとして却って活動的になる場合があるのです。
私もそうでしたね。
ですから、勉強は非常によくできました。
今、振り返ってみれば、躁状態のようなハイな状態だったのでしょう。
そうは言っても、体重が30kgは非常に危険です。
危険ですよね?
しかし、後から私の母に尋ねたところ、痩せ細っても学校の成績が飛びぬけて良かったので心配はしていなかったと言われましたね。
これは酷い話です。
体重が30kgになっても勉強を止めないという方が危険だと思いませんか?
私の母はこういう頓珍漢な人間です。
だから、私も摂食障害になったんですよね。
この問題をきちんと解決していないので、今でも母との関係は悪いです。
責任は母にありますね。
もう80代後半で高齢者施設に入る話も出ていますが、私は母の介護をする気は全くありません。
施設にポイ捨てされても文句が言えない人間です。
上記のようなことがあったので、勉強ができて損したと思うことはあります。
元夫と結婚していた頃に、お姑さんに言われました。
「とまとちゃんは勉強ができない方が良かったんじゃないか。勉強ができたために、摂食障害を放置されて可哀想」
こう言われましたね。
「あのお母さんじゃねえ(摂食障害を正しく理解し、まともな対処をするのは無理)」とも言われましたね。
こういう過去があるのですが、それでも私は勉強が好きです。
大学を選ぶ時に、国公立か私立か、基準は共通テストを受験するかどうかにもかかってきますよね。
私は経済的な理由で国立大一校しか受験しませんでしたが、そもそもが国立向きだったのです。
多くの科目を広く浅く、満遍なく学習する方が好きでしたし得意でした。
ここからここまでは数学のことを考える、ここからここまでは英語のことを考える。
そんな風に頭の中を分けるのが得意なんですよね。
大学入学共通テストのニュースを見ていると、ずっと昔の共通一次試験のことを思い出します。
勉強って楽しいですよね。