姥捨て山

本編の前にご案内です。

この「とまとの呟き」の姉妹版で小説を書いています。

タイトルは『アンドロイドの楽園』といいます。

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よろしくお願いします。

tomatoma-tomato77.hatenablog.jp

 

このブログでも何度も書いているのでご存知のこととは思いますが、私には高齢の母がいます。

父はずいぶん前に病死、それ以来、母は気ままな一人暮らしを続けてきました。

その母も80代の後半、四捨五入すれば90歳の高齢です。

 

去年あたりから施設入所の話も出ていますが、なかなか進まないんですよね。

 

理由の一つは、母の年金の金額が少ないことです。

高齢者施設って高いですよね。

安いところもありますが、そういうところは希望者が多くなかなか空きが見つかりません。

 

私は母と絶縁状態ですし、弟も仕事に家庭に大忙しですから、母のことだけに構っている暇はないのです。

母は高齢ですからいわゆる情弱ですね。

私がネットですぐに調べられることでも、全く情報に接していなかったり。

 

それなら、私が率先して母が入所できる施設を探してやればいいと思われそうですが、やりたくないですね。

母は私が幼い頃から精神的な問題を抱え、摂食障害離人症双極性障害になっても何もしてくれなかった人間です。

私も普通の人間ですから、一番に大切にして欲しかった問題に全く関心を持たない人に親切にしてやることはできません。

母にはもっともっと苦しんでもらいたい。

そう思っています。

いわば反撃ですね。

やっと反撃できるようになったのですから、攻勢は緩めません。

 

母は昔、介護の仕事をしていました。

当時の自分の職場を”姥捨て山”と言っていましたね。

そうでしょうね。

良さそうなことを言っていても、体が動かなくなった人、認知の問題で家族の顔がわからなくなる人、自分が誰かもわからなくなる人、失禁する人、暴力をふるう人。

こういう人がいるのが高齢者施設です。

残念ですが、もうまともな人間ではありません。

 

母は自分がそんな風になっていくことを認めたくないのでしょう。

介護されるような自分になったことを受け入れられないのでしょう。

だから、自身の施設入所の話を進めようとしないのでしょう。

もちろん、金銭的に苦しいからというのもありますね。

 

しかし、それは母の自業自得なのです。

母には心が欠けています。

だから、私の精神の問題にも向き合わず、高齢になって背かれるのです。

弟にも、弟のお嫁さんにも嫌われていますからね。

心の貧しい人間の行く末は哀れです。

自ら心を磨き豊かにしてこなかったから、現役時代に所得の低い仕事にしか就けず、よって年金も少なく、入れる施設がなかなか見つからないんですよね。

 

私の父は発達障害です。

おそらく、母もそうでしょうね。

 

人の話を聞かない、自分の思いつきは全ての人と共有できると思い込む、こだわりが強く融通が利かない。

これは十分に発達障害ですね。

 

発達障害者は子供を持つべきではないと思います。

私と母のような歪んだ結びつきしか残らないからです。

 

母の年代で発達障害を診断することは、昔ですからなかったとはいえ、母はあまりにも人間として酷すぎる。

これが私の率直な気持ちです。

 

あんな人、面倒なんか見ませんよ。

姥捨て山にポイですね。

さようならです。