本編の前にご案内です。
この「とまとの呟き」の姉妹版で小説を書いています。
タイトルは『アンドロイドの楽園』といいます。
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tomatoma-tomato77.hatenablog.jp
今日の北海道、札幌は大荒れのお天気でした。
いわゆるホワイトアウトで歩いていても前が見えなくなりそうでした。
ホワイトアウトというのは、吹雪と地吹雪が重なる状態ですね。
風が強い時によく起こります。
強風で積もった雪が舞い上がったり、同時に吹雪が起これば視界が悪くなり車に乗っていても危険です。
もう2月も後半。
日本列島は南北に長いですから、南の地方では春の足音が聞こえてきそうな時期ですよね。
しかし、北海道ではまだまだ冬です。
今日のホワイトアウト、強烈でした。
私はそれでもスーパー銭湯に出かけました。
出かける理由があるのです。
精神科に定期的に通い、治療を受けている私はまず昼夜逆転にならないようにしなければなりません。
じっとしていたら、つい夜型の生活になり昼夜逆転になりがちです。
日中、出かける習慣をつけて、昼間に起きて夜に寝るという当たり前の生活リズムを作る必要があるのです。
主治医とも二人三脚で、生活リズムのグラフをつけて診察の日に提出しています。
こんな私ですから、朝起きて、支度をして、時間に合わせて出かけて行くことは治療の一環であり、リハビリにもなっているのです。
さて、そういう訳で今日もスーパー銭湯に出かけて行きました。
なんでも良く、どこでもいいんですよね。
昼間に起きて活動し、夜に眠れるようにする。
これが目標なのです。
ところが、行きたかったスーパー銭湯の送迎バスが臨時運休で行けませんでした。
送迎バスの乗り場に到着すると、誰もいなかったので嫌な予感がしたのですが。
今日は月曜日。
平日だと多くの年配の方が送迎バス乗り場で待っているのですが、誰もいないということは……。
そのスーパー銭湯に電話してみると、なんと送迎バスは雪で運休になったとのこと。
仕方なく地下鉄で行けるところに向かうことにしました。
大雪の時は地下鉄が強いです。
地下鉄に乗り、送迎バスはなくても公共の路線バスで行けそうなところがあったので、そこのスーパー銭湯に向かいました。
行く時はある程度落ち着いていたのですが、問題は帰りでしたね。
そうです、冒頭で触れたホワイトアウトです。
最終的に行けたスーパー銭湯は、出口を出て道路に出るとすぐのところにバス停があるのですが、予定の時刻より10分すぎてもバスは来ないのです。
バスを待っている間も、強い風に吹き上げられた雪や、空から降ってきて横殴りに吹きつける雪の中、バスを待っていると凍えそうでしたね。
しかし、負けません。
私は生まれた時から道産子の中の道産子なのです。
4月生まれの私はヨチヨチ歩きの頃からの雪ん子なのです。
もう2月も後半、暦の上では春ですが、北海道ではまだまだ雪で荒れる季節ですね。
ホワイトアウト、本当は危険なので今日の私の行動パターンはお勧めできないですね。
ホワイトアウトの中で”傘地蔵”の状態になっていました。
傘地蔵なら、ほのぼのしていていいのですが。
北海道の冬はまだまだ油断ができません。