家庭教師のお仕事 Part2

本編の前にご案内です。

この「とまとの呟き」の姉妹版で小説を書いています。

タイトルは『アンドロイドの楽園』といいます。

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よろしくお願いします。

tomatoma-tomato77.hatenablog.jp

 

今日は若い頃にしていた家庭教師の仕事に就いて書こうと思ったのですが、履歴を見ると2021年の9月4日に同じタイトルで書いていたことに気づきました。

それでも、このテーマで書くと決めたので、前回とは内容を変えて書こうと思います。

 

私が家庭教師のバイトを始めたのは大学に入ってすぐの頃ですね。

当時は拘束時間が短く時給がいいので、そんないい加減な動機で始めました。

今、振り返ってみると、私もまだまだ若く学生だったこともあって、生徒さんの親御さんに十分に応えていたかというと、全くそうではありませんね。

今はいろいろな学習塾や家庭教師派遣の会社も増えて、学生ではなく、それを生業とする社会人講師として従事している人も増えたようですね。

 

今の私が家庭教師を依頼する親なら、断然、社会人講師の先生をお願いすると思います。

学生の先生にもいろいろな方がいるのでしょうが、自分の経験から考えると学生の先生では頼りないんですよね。

大学生の頃の私はその程度のことしかしていませんでした。

 

それでも大学を卒業し会社員を9ヶ月やってから、私は会社を退職してフリーターになりました。

好きな英語の勉強をしようと思ったんですよね。

後から考え直すと退職しなくても勉強はできると思うのですが、若気の至りですね。

 

英語の勉強をしたい。

そういう動機でフリーターになりましたから、時間の融通が利く仕事に就きました。

シフトが選べるファミレスのホール係や家庭教師ですね。

家庭教師は生徒さんが学校から帰ってきてからの時間になりますから、昼間に勉強して夕方以降に働けたので希望に合っていたのです。

 

ただ、大学に行っていない社会人講師として、大学生の先生では対応できない仕事の依頼がくることもありました。

不登校の生徒さんや、既に高校を卒業して仕事をしながら大学受験を目指す生徒さんなどがいましたね。

社会人講師になった私も大学生の時とは違い生活がかかっているので、生徒さんと同じくらい真剣でした。

社会人になって初めて家庭教師の仕事に真摯に向き合うようになったのです。

 

その後、結婚したのでフリーターも辞めましたが、離婚してすぐの頃に家庭教師に復帰しました。

家庭教師は私の天職のようなものですね。

人とのコミュニケーションが苦になりませんし、私は勉強が好きなんです。

 

文学部卒ですが数学や理科も教えていましたね。

私は共通一次試験の世代なので、そのレベルまでなら教えることができますが、多少レベルが高くなっても自分で勉強して生徒さんに教えていました。

物理とか文系数学の域を超えるような内容を自分で勉強しては、仕事に活かしていたんですよね。

 

家庭教師の仕事から離れて何年も経ちます。

復帰は考えていないですね。

私が大学生の頃から30数年、離婚して社会人講師をしていた頃からも10数年が経ちました。

 

最近はますますお客様ファーストですから、それに応えられる自信がないのです。

今の入試制度も複雑怪奇ですし。

特に大学入試では制度が複雑になってしまいましたよね。

受験の勉強以前に制度の勉強の方が難しくなってはいないでしょうか。

 

それに自分が勉強して楽しいと思うより、生徒さんに伝えていく難しさがあります。

年齢的にも、もしかしたら生徒さんの親御さんより年上ということもあるかも知れません。

私もそういう年齢になったんですよね。

 

勉強は今でも好きなので、自分の好きなことは趣味程度にしておいた方がいいと思うのです。