本編の前にご案内です。
この「とまとの呟き」の姉妹版で小説を書いています。
タイトルは『ブラックマーラの嘘』といいます。
今日から連載を開始しました。
下のバナーをクリックで小説のページに飛べますよ。
よろしくお願いします。
tomatoma-tomato77.hatenablog.jp
今日は趣味で書いている小説の新しい連載を始めたので、このブログを書くのが遅くなってしまいました。
趣味の小説、真上にリンクがあります↑↑↑
読んでみてくださいね。よろしくお願いします。
しかし、このブログは遅くなっても書きます。
このブログを書かないと気が済まないんですよね。
今日は”重厚長大”について書きます。
重厚長大、主に重化学工業を指す時に使いますね。
そして、文字通り、重く、厚く、長く、大きく。
昔、大きいことはいいことだというキャッチフレーズもあったくらいです。
重厚長大。
私の両親世代が得意な言葉ですね。
とにかく大きければ良しとする価値観です。
特に父がこういう価値観に取り憑かれていましたね。
私はもう処分したのですが、おひな様を持っていました。
七段飾りのバカでかいおひな様です。
いやあ、これはハッキリ言って邪魔以外の何ものでもありませんでした。
私が生まれ育った家庭は貧しく、家も狭かったんですよね。
どこに飾るのかという感じでしたね。
満足していたのは父だけでした。
昔から現代でも人気のある小さなおひな様はありました。
内裏雛だけのものとか、内裏雛に三人官女が付いているだけのものとか。
これだけで十分だと思うんですよね。
私の父は発達障害です。
自分の好きなことには異様にこだわり、気に入らないものは徹底的に退けるという発達障害の典型のような人でした。
こんな父ですから、気まぐれと自己満足で買った大きな七段飾りのおひな様を誇っていましたね。
内裏雛だけの小さなおひな様は、おひな様ではないと言わんばかりだったり。
いやはや、迷惑な話です。
大きいことはいいことだとは限らないのですよ。
それから、父のおかしな行動は食卓テーブルにこだわっていたことですね。
私の実家は狭くて古い公営住宅です。
一人で住んでもちょうどいいくらいの小さな団地の一部屋です。
そこに、やはりバカでかい食卓テーブルを買うと父は一人で大騒ぎしていたり。
父、頭おかしいです。
本当におかしな人です。
狭い団地の一室に大きな食卓テーブルを買おうという父の言い分はこういうことでした。
西洋式の椅子のライフスタイルに憧れているということでしたね。
それまでは我が家は、昔の漫画のようなちゃぶ台で食事をしていました。
ちゃぶ台を囲んで地べたに座るのはダサい、西洋式の椅子に座るスタイルは格好いい。
父の言い分はこういうことでした。
いえ、ちゃぶ台の方が今は別の意味でお洒落です。
当時の父はダサさ全開だったのです。
私の父に限らず、古い世代の価値観は若者には笑われますよね。
父はずいぶん前に病死しました。
それ以上生きていても、アップデートはできない。
そう神様に判断されたのでしょう。
七段飾りのおひな様やバカでかい食卓テーブルだけが格好いいという価値観は、ダサさの極みですね。
因みに私はいつもコタツに向かい、地べたに座ってブログを書いたりしています。
椅子に座るより落ち着きますね。
何が格好いいかは自分がどう快適に過ごせるかで決まります。
重厚長大、暑苦しくてダサいですね。
古い世代ほどこういう傾向にあるようです。
今は、小さなスマホで完結できる時代です。
時代遅れにはなりたくないものですね。