本編の前にご案内です。
このブログの姉妹版で小説を書いています。
タイトルは「ブラックマーラの嘘」といいます。
今日は第六話めまでを公開しています。
下のバナーをクリックすると小説のページに飛べますよ。
よろしくお願いします。
tomatoma-tomato77.hatenablog.jp
昨日のこのブログで私の父の話をしましたが、今日も父の話をします。
父は1930年代の生まれで、今生きていたら80代の後半です。
古い人間ですね。
父はもうずいぶん前に病死しました。
それは可哀想だとは思うのですが、生前の父の言動はちょっと……。
現代なら通用しない、ハラスメントのような発言も平気でしていました。
まず一つは、おかしな母親信仰ですね。
家事と育児は女の仕事、男は外で働いてくればそれで良い。
こういう価値観ですね。
子供は母親が育てるのが一番で、父親はタッチするべきではない。
その上、母も懸命に取り組んでいるのに「母親失格」と言い放ったり。
自分は、父親失格じゃないとでも思っていたのでしょうか。
女性に家庭のことを押しつけておいて、少しでも至らないところがあれば”母親失格”呼ばわり。
これって、何らかのハラスメントだと思うんですよね。
そんなに言うなら、お前がやってみろですね。
それに比べて今どきの若い男性は気が利いていて感心しますね。
私はTwitterが好きで、いろいろなアカウントを見るのですが、今日はこんなツイートを見かけました。
もうすぐ赤ちゃんが生まれる若い男性ですね。
奥様と一緒に子供を育てていこうという前向きな気持ちが、ツイートに滲み出ていました。
こうでなければなりませんね。
女性に家庭のことを押しつけて、その上何だかんだ言うのはハラスメントですよ。
セクハラに近いものがありますね。
セクハラといえば、私と父の関係ですね。
はっきり言って、私に対するセクハラです。
私は大人になってからは普通の体形ですが、子供の頃は発育が早く、小学校高学年の頃に既にブラジャーを着けていました。
中学生になる頃には、すっかり大人の体形になっていましたね。
その頃、父は恥ずかしげもなくこう言っていたのです。
「とまとは、おっぱいとお尻が大きいから(性犯罪などに遭わないか)心配だ」と。
これは聞いている方が恥ずかしいですね。
女性である部分に過剰に注目しているのですよ。
私は女性である前に一人の人間なんですよね。
そういう部分は見ずに、過剰に女性である部分ばかりを強調する。
これ、絶対にセクハラですよね。
今でも不快です。
昔の男って駄目ですね。
女性を過剰に女性扱いしています。
おかしな母親信仰や性的な視点ばかりを強調したり。
父はずいぶん前に死にました。
こういう人が長生きすると、若い世代に迷惑だと思うんですよね。
古い考え方で若者の足を引っ張ることしかしないと思うのです。
女性に対しても失礼ですし。
それとも、まだ生きていていたら考え方をアップデートできていたのでしょうか。
そうは言っても父はかなり賢い方でした。
勉強や読書が好きで、同世代の中では賢い方だったと思います。
それでも、女性に対する考え方がおかしいですからね。
教養に乏しい古い世代の男性なら、もっと酷いのでしょうか。
由々しきことですね。
上述のように今どきの若い男性は気が利いています。
古い世代の良くないところは引き継がず、次の世代に真っ当な考え方を伝えていって欲しいですね。