新学期

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タイトルは「ブラックマーラの嘘」といいます。

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tomatoma-tomato77.hatenablog.j

 

今日は入学式の学校も多いようですね。

春ですね。

 

私も小中高大と入学式を経験してきました。

特に小学校の入学式は印象に残っています。

入学式前夜の寝る時間になっても、私は何度も起きてきては学校に持って行くもので忘れ物はないか、何度も何度も確認しては両親にもう寝なさいと窘められたものです。

 

特に算数のセットが気になっていましたね。

今はどうかわかりませんが、私が小学校に入学する頃は”算数セット”というものがありました。

数を学ぶためにおはじきや小さな棒がセットの中にあって、それの一つ一つ、全てのおはじきや棒に名前のシールを貼っていたのです。

私はまだ小学校に入学する前でしたから、両親が全部の名前シールを用意してくれました。

 

その名前シールがちゃんと揃っているか、私は気にしていたのです。

算数の勉強に興味津々だったんですよね。

私はその頃から勉強が好きでした。

勉強は楽しいですね。

知らなかったことを知り、解けなかった問題が解けるようになる。

かなり幼い頃から、その楽しさをわかっていました。

 

小学校に入学するって、大きな節目ですよね。

真新しいランドセルを背負って学校という社会に出て行く。

勉強を始め、学問の世界の入り口に立つ。

それが小学校の入学ですよね。

 

小学校に入学する時は”算数セット”にワクワクしましたが、中学校に入学する時は初めて着る制服にワクワクしましたね。

夜中に自分の部屋でこっそり袖を通してみたり。

高校は私服の高校に通っていたので、スーツか何かを着て入学式に出た記憶があります。

 

大学の入学式はかなり嫌だったのですが、父がついて来ました。

私は北海道大学に通っていたのですが、北海道大学は父の憧れだったのです。

父は一浪しても北海道大学に合格できず、就職しました。

私が現役で合格できたので、喜んでいましたね。

 

北海道大学の入学式を終えると、父と食事に行きました。

二人で入った店で、なんと私の中学の時の同級生がホール係として働いていました。

その同級生は高校を中退したと噂で聞いていたので、そこで初めて私は人生の分かれ道を感じましたね。

 

知名度のある大学に進んだ私と、高校中退の同級生。

あの同級生とはそれ以来会っていませんが、今はどこで何をしているのでしょう。

新学期って門出の時であり、人生の分かれ道なんですよね。

大学生になったばかりの頃、それを実感しました。

 

新学期、大人になっても新鮮な気持ちになりますね。