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タイトルは「ブラックマーラの嘘」といいます。
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今日は定期的に通っている精神科の病院の通院日でした。
いつも主治医とはいろいろなことを話すのですが、私は先日、誕生日を迎えたので年齢の話になりました。
私は50代。
主治医によればこのくらいの年齢で、また新しいことに挑戦し始める人が多いようです。
主治医曰く、セカンドライフの始まりだということでした。
そう言われてみればそうですね。
高齢者というほどではありませんが、かと言って若さに溢れている訳ではありません。
私は自分の今の年齢が丁度良い年齢だと感じています。
若い頃からの経験があり、判断力がついてきて、体力的にもまだまだ十分に元気である。
いい年代ですね。
主治医とそんな話をしながら、私には反抗期がなかったという話にもなりました。
多くの人は中学生くらいで反抗期を迎えると思います。
警察のお世話になるような極端なワルではなくても、親や先生に反発することは普通のことと言えますよね。
しかし、私にはそういった反抗期が全くありませんでした。
いつも勉強ばかりしていて、成績は常にトップ。
これはこれで、周りの同級生たちから見れば不気味だったのでしょう。
いじめられたことはありませんでしたね。
私にはあるべき時に、あるべき反抗期がありませんでした。
しかし、今日も主治医と話したのですが、人間は然るべき時に然るべき形で然るべきエネルギーを発散させなければ不自然です。
子供から大人になる過程で必要なエネルギーを発散させなければなりません。
私にはそういうことがなかったのです。
その発散させるべきエネルギーは、ずっと燻ぶり続けていました。
この数年のことですが、やっと私はグレました。
本来なら中学生くらいの頃にグレるべきですが、50歳くらいになってグレましたね。
良くない仲間と連んだり、お金にだらしなかったり、社会通念上好ましくない行動に出たり。
それは、私が自閉症スペクトラム障害という障害があることも関係しているのですが、私自身はグレて反抗期だったのだと考えています。
今はそれらの好ましくない行動からはきっぱり足を洗いました。
正に、足を洗うという表現がぴったりです。
人間はどこかでグレることで健全になる。
そう痛感しています。
いかがわしい反抗期から足を洗った私は、一段階、真っ当な大人に近づいた気がしています。
反抗期、グレることは人間に必要な自然なことなんですよね。
勉強ばかりしていて気づきませんでした。
今日は主治医とそんな話をしました。
グレてみるのも、なかなか楽しいですね。