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お盆真っ只中。
今日は父のお墓参りに行ってきました。
お墓は混んでいましたね。
日曜日ですし、お盆真っ盛りですから。
上の写真は父のお墓の様子です。
父は私と同じで呑兵衛で甘党でした。
お菓子と酒の組み合わせが一番喜ぶんですよね。
写真の墓石、艶々で光っています。
きれいですね。
屋内墓所だからです。
札幌は冬の間、雪に覆われてしまいます。
ですから、冬の間でもお参りできる屋内墓所は人気があるんですよね。
お盆のこの時期、多くの家族がお墓を訪れお花をお供えします。
写真は撮れませんでしたが、墓所内、一面がお花の海のようになって綺麗でした。
屋内ですから雨に打たれる心配もありません。
札幌市内でどちらかというと不便な場所にある墓所ですが、お盆期間中は最寄りの地下鉄駅からの送迎バスが増便されましたから、意外と楽に行けました。
帰りは墓所から地下鉄駅まで送迎バスで戻りましたが、駅で送迎バスを降りてからそのまま散歩をすることにしました。
父のお墓がある墓所の最寄りの地下鉄駅から、少し歩いてみたかったんですよね。
その駅から札幌の中心部までの間は、私の思い出がたくさん詰まった沿線なのです。
私がまだ独身で一人暮らしをしていた頃、地下鉄を乗り降りしていた駅が沿線にありますし、また、元夫と同棲していた頃に住んでいたアパートもその沿線にありました。
父のお墓の最寄り駅から札幌の中心部に向かって歩くと、私の思い出の駅を通るのです。
いろいろ、懐かしいことを思い出しながら歩きましたね。
お墓参りのついでに若い頃からのことを思い出しながら散歩をしました。
お墓参りとはそもそも、そういうものなのかも知れませんね。
故人を偲び、それに付いてくる思い出を思い返してみる。
今日はあまりお金がなかったので、写真のようにお花も粗末なものしか用意できませんでした。
でも、気持ちがこもっていればいいですよね。
お盆の時ってお供えする花が高くなっていると思いませんか?
世知辛い今生はそういうものなのかも知れません。
父は死んで向こうの世界に行き、人間を超越した存在になったのでしょうから、私が粗末な花しか用意できなくても理解してくれたと思います。
何はともあれ、今日はお墓参りに行ってよかったです。
気持ちだけでも伝えることができましたし、多くの家族で賑わう墓所の美しさに触れることができました。
お盆の正しい過ごし方を実践できました。