読書感想文

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写真はイメージです。

 

今日は終戦記念日なんですね。

昨日は父のお墓参りに行った話をしましたが、その父は生前、こう言っていたものです。

終戦記念日ではない。敗戦記念日だ」

こう言っていましたね。

そうかも知れませんね。

父は、その敗戦を迎えた頃、小学生でした。

戦争のこともしっかり覚えていましたね。

 

そんな父の趣味は読書でした。

その影響を受けて、私も読書は好きですね。

 

私が小中学生だった頃、夏休みの宿題に読書感想文が必ずと言っていいほどありました。

読む本を指定される時もあれば、何を読むかは自由な時もありましたね。

大体は文学、小説を読み感想を書こうというものです。

 

本を読むのが好きでしたから、感想文を書くのも楽しんで取り組んでいました。

読まなければ書けません。

文章を書くにはまずは読む勉強からですね。

 

私は幼い頃から本を読む環境に囲まれていました。

最初に興味を示したのは図鑑ですね。

動植物の図鑑や昆虫の図鑑、乗り物や宇宙の図鑑を父が買ってくれました。

父は今でいう発達障害を抱えていたので問題がある人でしたが、知的な人でした。

そういう人なので、私に買い与えるものといえば本でしたね。

 

それに、私の遊び場は図書館でした。

小学校入学前に住んでいた家の近所に図書館があったのです。

父に連れて行ってもらったり、小学校に入ると放課後に行ったり。

図書館に行くと、本がたくさんある。

それだけでワクワクしました。

 

幼い頃からそんな感じだったので、学校に行くようになり、夏休みの宿題で読書感想文を書くよう言われても全く苦になりませんでしたね。

中学生になると、父の蔵書から外国文学を選んで読むようになり、その感想文を書くと感心されたものです。

その延長線上に大学は文学部に進み、インド哲学を専攻したという結果があるのです。

 

今の小中学生は夏休みの宿題に読書感想文はあるのでしょうか?

今は紙の本以外にも電子書籍がありますよね。

読書感想文を書く時、電子書籍を読むのでも良いのでしょうか?

私は電子書籍を読むことも多くなりましたね。

 

本はいいですね。

私に本を読むこととは何かを教えてくれた父の蔵書はまだ実家にあります。

とにかく数が多く、父の死後、売ったり譲ったりしましたが、処分し切れなかったものは未だに本棚に並んでいます。

それらが出版された日付を見ると、普通に昭和30年代のものが並んでいたりします。

かなり昔ですね。

それを手にしていた若き父はどんなことを考えていたのでしょう。

現代になって私がそれを読んでみても、数十年の隔たりは感じませんね。

 

ただ単に面白かった、ではなくて、何をどう感じたか、作品のテーマについてどう考えたか、主人公の生き方をどう考えるか。

読書感想文に必要な視点ってありますよね。

読まなければ書けない。

これが大前提です。

 

私は読むのも好き、それを文章にすることも好き、ついでに口頭で述べるのも苦になりません。

精神科の病院で発達障害の検査を受けてわかったことですが、私は言語的な能力だけが他の能力に比べて飛び抜けているという結果が出ました。

そうかも知れないですね。

読み書き以外はポンコツです。

口が達者で文章の読み書きが大好きです。

宿題ではなくても、どんな時も自発的に読書を楽しむのです。