バイリンガル

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写真はイメージです。

 

英語を習い始めて2ヶ月くらい経ちましたね。

先生はイギリス人で、フリートーク形式、レッスンを受ける時間も30分単位で自分で決められます。

1時間1000円なので、私はいつも1時間だけ勉強してきます。

 

前回はお盆休み明けということで話が弾みましたね。

テーマパークの話、昆虫の話、酒の肴の話。

毎回、話題が途切れることはありません。

 

国語学習の話も出たのですが、イギリス人の先生には二人お子さんがいて、先生とは英語、学校ではお友達と日本語を使っているという話にもなりました。

自分の父親とは英語、学校では日本語。

素晴らしいバイリンガルではありませんか。

学校に行くようになると、お子さんは日本語を使うことが多くなったそうです。

そうでしょうね、学年が上がるにつれ学校で過ごす時間が長くなりますから。

 

私は両親ともごく普通の日本人なので、自然に親と外国語で会話できる環境が羨ましいです。

 

ただ、こういうこともありました。

大学生の頃に英会話を習っていた先生がアメリカ人だったのですが、奥様が日本人でお子さんがいました。

お子さんは当時、1歳半くらいでしたね。

 

そのアメリカ人の先生によれば、1歳半くらいの子供だとまだまだ言葉が発展途上で、父からは英語、母からは日本語という環境で寧ろ混乱するとのことでしたね。

 

例えば「鉛筆=pencil」ですが、紙に何か書く時に使うものは何かというと、日本語では鉛筆、英語ではpencilですね。

では、紙に何か書く時に使うものは「鉛筆」なのか「pencil」なのか、どちらで言い表せばいいのか、言葉の基本が発展途上な時期だとどちらを使えばいいのか、混乱するとアメリカ人の先生は仰っていましたね。

まずは英語か日本語か、どちらかをメインにしてきちんと使えるようにならないと、もう一つの言語を習得するのは難しいのだそうです。

 

大学生の頃、アメリカ人の先生からこの話を聞いて、なるほどと思いましたね。

同じものを言い表す時、英語では◎●、日本語では▽▼と言う時、どちらで言い表せばいいのか混乱する。

バイリンガルになる前の段階で、こういう混乱があるんですね。

 

国語学習について、大事なことは母国語の学習だと言われています。

そうなんですよね。

言葉の基本は母国語です。

この基本が曖昧だと英語どころではないですね。

紙に何か書く時に使うものは「鉛筆」

鉛筆=pencil

このような順番で覚えることが大事。

30年以上前、大学生だった頃にアメリカ人の先生に教わりました。

今もそれは変わらないですね。

 

幸い、口が達者で文章を書くことが好きな私は日本語で不自由はありません。

英語は母国語ではないので、やってもやっても、まだまだ学びが足りませんね。

もっともっと上手になりたいので、日本語を更に磨きたいですね。