ケンタッキーフライドチキン

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今日の夕食はケンタッキーフライドチキンにしました。

毎日食べたいものではないですが、時々、無性に食べたくなる味ですよね。

あの鶏肉の食感、独特なスパイスの風味、サイドメニューのスイーツの甘味。

どれを取っても魅力的です。

 

ケンタッキー、今では珍しくもなんともないですが、私が子供の頃は貴重なものでした。

私が初めてケンタッキーを食べたのは保育園の年長だった頃でしょうか。

父の勤務先のすぐそばにケンタッキーのお店がオープンしたんですよね。

父はテイクアウトで買ってきてくれた時に「これ、すごく美味しいんだぞ」と言っていました。

もしかしたら父は試食も兼ねてお店で食べたのかも知れませんね。

 

初めて食べるケンタッキーは衝撃的でした。

こんなに美味しいものがあるのかと感激しましたね。

父は勤め先のすぐそばにできた店で買ったと言っていました。

それがケンタッキーとの出会いでした。

 

現代はケンタッキーに限らず様々なファストフードのお店があります。

ですから、若い人だとケンタッキーを食べて衝撃を受ける人も少ないかも知れませんね。

 

ケンタッキー、定番のフライドチキン以外にもサンドやサイドメニュー、スイーツもバラエティ豊かですね。

私は学生の頃、チキンフィレサンドが大好きでした。

一番仲良くしていた娘と定期テストが終わると食べていたのです。

試験が終わればチキンフィレサンド。

一種のご褒美でしたね。

試験が終わった解放感で下校途中にケンタッキーのお店に寄り、ご褒美のチキンフィレサンドを頬張っていたものです。

その頃のチキンフィレサンド、十代の女の子が食べるには十分すぎるほどボリュームがありました。

 

最近のチキンフィレサンドは小さくなったと思いませんか。

世の中に出回っている食料品全般が小さくなりましたよね。

いわゆるステルス値上げです。

値段は変わらなくても内容量が減るという、事実上の値上げですね。

 

小さくなったチキンフィレサンドを見ていると、つくづく世知辛くなったなと思います。

高校生の頃、試験が終わった解放感を味わいながら舌鼓を打ったあの頃のあの大きなチキンフィレサンドはもう元に戻ることはないのでしょうか。

 

幼い頃、初めて父が買ってきてくれたあの味は変わることはありませんが、小さくなってしまった姿を見ると世知辛いですね。

ケンタッキーにも時代の移り変わりが見えてきます。

 

ケンタッキー、また大きくなりませんかね。