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写真はイメージです。
先日、私がSNS上でした発言が予想以上の反響があり驚いたという話をしました。
その続きのような話をします。
今日のタイトルになっている言葉は、離婚して別れた元夫がよく言っていたことです。
偽悪者になれとは、表面上は悪く振舞っていても本質の良さを見抜ける相手と付き合えという意味ですね。
そうです。
人間は物事の本質に気付かず、表面上のことに囚われがちです。
或いは、伝言ゲームのように話が伝わっていくうちに、最初の趣旨と異なった内容で伝わってしまうとか、ありがちですよね。
偽悪者として良くない行いをすることで、それが敢えてそう振る舞っているのか、それとも本当の悪人なのか。
その違いがわかる相手と付き合うことが大切です。
表面上のことに囚われる者は、表面上の偽善に惑わされ偽善者を評価しがちです。
では、偽悪者に対してはどうでしょう。
悪人だとレッテルを貼り、表面上の行いだけで相手を評価するのです。
私は意地っ張りですから、敢えて良くない言動をすることがあります。
そうすることで誤解もされますが、それでもいいですね。
物事の裏に隠された本質がわからない相手とは付き合えません。
ですから、私は率先して偽悪者になります。
そうすれば、相手の本質が見えてきます。
人はなぜ物事の本質を見落としがちなのでしょう。
なぜ、表面上の取り繕った顔にごまかされるのでしょう。
おそらく、その方が楽だからですね。
一目見て思考せずに評価を下す。
或いは徒党を組んで隣にいる仲間に考えを合わせる。
まるで羊の群れですね。
人間は猿から進化したはずですが、羊になってしまっている人間が少なからずいます。
羊は臆病ですから群れの中に石を投げ込まれると、一斉に騒ぎ始めます。
メエメエ鳴いて大騒ぎします。
自分の考えを持たず隣にいる羊の顔色ばかりを窺っています。
自分の意思より群れが流れる方向に合わせることが大事なのです。
私は羊の群れに加わろうとは思いませんね。
いつでも、羊の群れを襲う狼でいようと思っています。
偽悪者の狼、上等ですね。