懐かしの喫茶店

本編の前にご案内です。

このブログ「とまとの呟き」の姉妹版、小説も公開しています。

「とまと文学部」では『喫茶プリヤ』という作品を書いています。

下のバナーをクリックで物語が読めますよ。

バナーのリンクは第一話めですが、パソコン版、スマホ版ともにページの一番下に二話め以降のタイトルが出ています。

そこをクリックで二話め以降が読めますよ。

よろしくお願いします。

tomatoma-tomato77.hatenablog.

 

今日は懐かしい喫茶店に行ってきました。

30年ほど前、まだ若い頃に通っていた喫茶店です。

上の写真、トマトジュースを飲んできました。

 

札幌の街中にあるお店ですが、私は20代の頃、フリーターをしていてバイトとバイトの合間、空いた時間ができるとそのお店に行っていました。

30年ほど前の昔のことですから、今のようにスタバやドトールコーヒーのような洒落たカフェはありませんでした。

それに、札幌の街中には昔はコンビニもほとんどありませんでした。

 

私のようなフリーターがバイトの合間、時間を潰す場所は喫茶店くらいしかなかったのです。

そのお店ではフードメニューもあるので、ピザトーストやミートソースパスタをよく食べていました。

ミートソースパスタと言うより、スパゲティーミートソースと言った方がしっくりきますね。

 

私はフリーターをしながら好きな英語の勉強をしていました。

バイトに行く時もかばんに英語の教材を入れて持って行き、休み時間や移動中、次のバイトに行くまで時間が空いた時などは教材を開いて勉強していたものです。

そんな時に喫茶店に行っていたんですよね。

茶店でコーヒーを飲みながら勉強していました。

 

あれから約30年。

本当に久しぶりに行きましたが、店内は全く変わっていませんでしたね。

いわゆるジャズ喫茶で、店内のBGMはジャズがかかっています。

レコードが数え切れないほどあって、壁一面の棚にレコードがずらりと収められています。

 

今、流行のスタバやドトールコーヒーとは違った雰囲気のお店で、不特定多数が気軽に利用するというよりは常連さんやマニアックなファンが通うといった感じのお店ですね。

 

そのお店は喫煙可のお店です。

何も言わなくても、写真のように灰皿がテーブルの上に置かれます。

私はタバコは吸いませんが、こういう喫煙可のお店があってもいいですよね。

確かに喫煙は健康には良くないです。

それでも、人間は正しいことばかり言っていても疲れますよね。

喫煙もまた良きかな。

こんなおおらかさがあっても良いと思うのです。

思ったほど店内はタバコ臭くないですし、タバコを吸わない私でも安心して利用できました。

 

久々に行った懐かしの喫茶店、変わっていなくて安心しました。

また通いたくなってきましたね。

店内は時間の流れが外の世界と違うのです。

ゆったり、静かな時間が淡々と流れています。

ちょっと薄暗くて、通が通うような敷居の高さがありますが、それすらもこのお店の持ち味なのです。

 

また行きます。

一気に30年前にタイムスリップですね。