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今日は銭湯の下見をして三軒回ってきました。
下見をするのは初めて行く銭湯でも、場所がわからなくて迷わないように辿り着くためです。
だいたい初めて行く場所なので、実際に行ってみます。
スマホで調べれば住所、地図、交通機関などの情報は簡単に手に入りますが、実際に行ってみるとなかなか見つけられなかったりするんですよね。
ですから下見は欠かせません。
上の写真は三軒目に下見に行った銭湯の玄関にある看板ですね。
ちょうど開店の時刻だったので、常連客らしいお客さんがどんどん中に入って行きました。
期待できそうです。
私も早く仲間入りしたいですね。
今はスマホで調べれば地図も見られます。
しかし、すぐに目的地を見つけられることもあれば、そうではない時もありますよね。
今日の二軒目の銭湯がそうでした。
地図を見ると大きな道路に面しているように見えたのですが、実際に行ってみると看板はあるものの銭湯はありませんでした。
そこで通りを一本中に入って、裏側に回ってみました。
すると、ありましたね。
大きな道路を一本入った、小さな通りにその銭湯はあったのです。
この看板によれば、本日の薬湯は「宝寿湯」だそうです。
私は薬湯が好きなんですよね。
生薬のきつめの香り、肌に感じる刺激、どれを取っても気持ちがいいですね。
この銭湯に行くのも楽しみです。
以前はスーパー銭湯的なお風呂屋さんによく行っていましたが、なぜか急に昭和レトロな銭湯にハマりました。
昭和レトロな銭湯とは、浴室の壁に富士山の壁画がある、フルーツ牛乳が売られている、かぶるタイプのお釜型のドライヤーがある、洗い場のシャワーはホースがなく固定されている、ケロリンの黄色い桶がある。
こんなところでしょうか。
また、行く時間帯にもよると思うのですが、常連さんがいてそのほとんどは近所に住んでいそうな高齢の方々で占められている。
これも昭和レトロな銭湯の特徴ですね。
洗い場にある固定されたシャワーの水圧が低いことも特徴ですね。
私は肩までのセミロングなので、水圧が低いと髪を洗うのが大変です。
シャンプーの泡がなかなか流れないんですよね。
それに、そういうレトロな銭湯だとドライヤーがあっても風圧が弱かったりします。
常連のマダムたちはあまり気にしていないようですが。
それでも、昭和レトロな銭湯に私は出かけて行きます。
常連さんが醸し出すのんびりした、静かな、穏やかな、そして人情味あふれる雰囲気が好きなのです。
水圧が低いシャワーで髪を洗うのに苦労しても出かけて行きたいです。
下見するのも楽しいですね。
同じ札幌市内でも普段は全然行かない場所の方が多いですから、銭湯に行くことを通じて知らなかった街の顔に触れることができます。
これです。
「湯」の看板。
何とも言えない暖かさが漂ってきます。
下見して場所を確認して、実際に入りに行く。
昭和レトロを探す旅は当分終わりそうにありません。