本編の前にご案内です。
このブログ「とまとの呟き」の姉妹版、小説も公開しています。
「とまと文学部」では『喫茶プリヤ』という作品を書いています。
下のバナーをクリックで物語が読めますよ。
バナーのリンクは第一話めですが、パソコン版、スマホ版ともにページの一番下に二話め以降のタイトルが出ています。
そこをクリックで二話め以降が読めますよ。
よろしくお願いします。
今日も行ってきました。
銭湯の下見です。
ネットで調べた行ってみたい銭湯が実際にどこにあって、どこの地下鉄の駅から、或いはバス停から近いかをあらかじめ知っておくのです。
そうすると、実際に行く時に道に迷いませんし、帰る時もバスに乗り遅れたりせずに済みます。
今日は二軒回れました。
上の写真は二軒目に見つけた銭湯の入口にかかっていた暖簾の写真です。
ここはすごく良さそうでしたね。
私が着いた時、常連さんらしい高齢の男性が中に入って行きました。
銭湯が開店する時間って、絶妙ですよね。
お昼はとうに過ぎ、夕方まではまだ時間がある、14~15時に開店するところが多いですよね。
少し早めの夕方の寛ぎの時を過ごすには格好の場所です。
最初に行った一軒目の銭湯はこんな感じでした。
「ラジウム風呂」という看板が渋いですね。
昔からある銭湯って、ラジウムやラドンと謳われるところもよく見かけます。
健康に良い、こんな感じの効果が示されていたりしますよね。
この一軒目の見つけた銭湯も期待しています。
今日見つけた二軒とも、昭和の香りがぷんぷんしていました。
令和になった今、昭和は次第に遠くなりつつあります。
銭湯もそうですね。
私が回っている銭湯は昔ながらの銭湯が多く、常連さんも見た感じ、70~80代といったところでしょうか。
私が行く時間帯が開店直後ということもあるのでしょうが、私は完全にお姉ちゃん扱いで、常連さんは高齢の方ばかりです。
そうなると、常連さんが召されて来れなくなるのもそう遠くない未来ですよね。
その頃、銭湯はどうなっているのでしょうか。
昭和が遠のくように、銭湯もなくなっていくのでしょうか。
寂しい気もしますね。
私が最近回っている銭湯には、頭からかぶるお釜型のドライヤー、瓶のフルーツ牛乳、お金を入れて利用するマッサージ椅子など、昭和のアイテムが満載です。
昔はこれに、映画のポスターが加わっていたんですよね。
映画が現代よりもまだ娯楽の主流であった時代、封切られていた映画のポスターが銭湯の脱衣スペースには貼られていました。
家にお風呂がない時代ですから、銭湯は人が集まる場所であり、宣伝効果もあったのでしょうね。
当時、私は恐い映画のポスターが貼ってあると、そちらを見ることもできず背を向けて服を着替えていました。
今は映画のポスターを貼ってある銭湯は見かけなくなりましたね。
銭湯を下見して出かけて行く。
しばらくは続きそうです。
お風呂に入るのはもちろんですが、昭和の空気を吸うのが楽しいんですよね。