痩せたい強迫観念

本編の前にご案内です。

このブログ「とまとの呟き」の姉妹版、「とまと文学部」で小説も公開しています。

最新話の更新は毎週日曜日の夕方以降です。

「とまと文学部」では新作の『成り上がりたかった男』を書いています。

下のバナーをクリックで物語が読めますよ。

バナーのリンクは第一話が出ますが、それより後の話はパソコン版、スマホ版ともにページの一番下にタイトルが出ています

そこをクリックで最新話の前の話も読めますよ。

よろしくお願いします。 

tomatoma-tomato77.hatenablog.jp

イラストはイメージです。

 

毎日ごはんが美味しいです。

元気でいいことですね。

しかし、以前は違いました。

何度かここでも書いていますが、私は摂食障害にかかったことがあります。

 

今もそうですが、私は大きなお風呂が好きです。

一般的な昭和の銭湯、スーパー銭湯、どちらも好きですね。

最近はサ活にハマっています。

 

健全に楽しめていればいいのですが、摂食障害の症状があった頃はそうではありませんでした。

お風呂に入るのは体重を減らすためだったのです。

 

お風呂やサウナにたくさん入れば汗を大量にかきます。

すると体重が減ります。

そのことで頭がいっぱいだった時期がありました。

 

摂食障害自体は中学生の時に発症しましたが、その頃はお風呂ではなく食事制限を主にしていました。

大人になって自分で生活し自分のお金を稼げるようになると、お風呂に精を出すようになりました。

湯船に40分以上浸かったりとかですね。

半身浴のように下半身だけ浸けるとかですね。

 

でも、それで子宮頸がんになったような気もするのです。

下半身を熱い湯に長時間浸けるのは良くないですね。

長時間お風呂に入ることで体力が落ちたり、低体重が続いたことで免疫力も下がっていたのでしょう。

しっかり子宮頸がんになりました。

 

逆に言えば、今はこういうことはしていないので、がんになった原因が取り除かれたとも言えます。

おそらくですが、手術して10年以上経っても再発も転移もないということは、その原因を取り除いたからだと考えています。

 

その他にもエアロビクスにハマったのも、太りたくないからですね。

ジムでもレッスン後は長時間お風呂やサウナに入っていました。

当時は結婚していましたが、食生活にも気を遣い過ぎるほど気を遣っていました。

野菜中心は悪くはないですが、やっぱり普通にハンバーグとかカレーを食べたいですよね。

その頃はそういうものは一切作っていませんでした。

元夫も巻き込んでしまいましたね。

 

こうなったのも私の幼い頃からの成育歴が影響しています。

私が生まれ育った家庭は貧しく、機能不全家族で特に母は毒親でした。

精神的に余裕がなく、メシを食って腹を膨らませていればよいという価値観でした。

 

私はそれは違うと思ったのです。

メシを食って腹を膨らませるだけでは不十分だ。

心を大切にすることが必要なんだ。

そう考えて食べることを拒絶した結果、摂食障害になりました。

 

母は今でも自分が悪いとは1ミクロンも思っていません。

元夫を私の狂気に巻き込んでしまったのもこの人のせいですね。

介護を放棄され捨てられても当然であり、自業自得ですね。

 

私は今は回復し、摂政障害の症状は出ていません。

この状況で母と接すると、回復するためのせっかくの努力が水泡に帰するので今後も無視ですね。

痩せたい強迫観念から解放され、私は幸せを掴むことができました。