明日から5月ですね。
ゴールデンウィークも本番で、休みを楽しみにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私は今年のゴールデンウィークは、ひたすら家にいます。
感染拡大を受け、外出は慎むべきですが、そのこととは別に特に行きたいところもありませんし。
それでも、若い頃はゴールデンウィークはウキウキと過ごしていました。
大学生になって初めて迎えるゴールデンウィークは、かなり忙しかったですね。
北海道大学に入学した私は、ゴールデンウィークはクラスの仲間たちとお花見に行ったりしていました。
今でもそうらしいのですが、北海道大学の新入生はクラスに分けられます。
文系、理系で2000人程度いる新入生は30~40人ほどのクラスに分けられていたような記憶があります。
そのクラスの仲間と、札幌のお花見の名所、円山公園に繰り出しました。
写真も何枚か撮ったのですが、今ではどこに行ってしまったかわからないですね。
しかし、記憶の中では鮮やかに残っています。
美味しいものをみんなで食べたり、歌って踊って、和気あいあいと楽しめました。
このように、ゴールデンウィークは新しい環境に少し慣れて、周りの人とも打ち解けられるいい時期ですね。
私にとっては、大学生になったその春のゴールデンウィークは、新しい環境で存分に羽を伸ばしていた時期でした。
北海道大学に入学し、高校生までとは大きく異なる環境に少し慣れて、いろいろなことに挑戦してみたり。
大学に進学した方の多くは、私と似たような過ごし方をされていたのではないでしょうか。
新しい環境で、新しい仲間と、新しいことに挑戦する。
私はクラスの仲間以外には、お試しで入った運動部の仲間ともゴールデンウィークを過ごしていたものです。
ある運動部にお試しで入部したのですが、もう三十数年も前のことなので、今以上に無秩序な面もありました。
ちょうど気候がよくなるので、羽目を外して大騒ぎしたり、先輩にしごかれたりであるとか、大学生になったなと実感していました。
結局、お試しで入ったその運動部は正式には入部しなかったのですが、短い間でもバンカラな運動部に在籍したことは良い思い出です。
このように、5月にはいい思い出が多いです。
今年の5月も良い思い出ができればいいのですが、一つ気になることがあります。
子宮頸がん後の経過観察が未だに続いているのですが、5月にはまた定期検査があります。
今のところ、再発を疑うような結果は出ていないのですが、やはり落ち着かないです。
大体3ヶ月に一度は通院で、年に一度は入院して検査を受けているのですが、無罪放免という訳にはいきません。
医師の説明では、高度異形成という状態で正常な良性の細胞ではなく、定期的な検査が必要です。
そうは言っても、癌として再発しなければいいと考えています。
できれば解放されたいですが、こうして検査を受けられることで定期的なチェックをしているのであり、無病息災ならぬ一病息災ではないかと思うのです。
人間は誰もが必ず病気になります。
無病息災の方が難しいのではないでしょうか。
一病息災、或いは万病息災でも良いではありませんか。
人間は誰もが必ず病気になります。
病気にならなくて済むようになるのは、死ぬ時、或いは死んだ後のことです。
大学生の頃のゴールデンウィークは、大学のクラスの仲間とお花見に行ったり、お試しで入部した運動部の活動をしてみたり、面白おかしく過ごしていましたが、私ももう50代です。
いつの間にか健康のことが気になる年齢になりましたが、これでいいのです。
100点満点ではなくても、70点くらいのゴールデンウィーク、5月を迎え過ごしていきたいと考えています。