本編の前にご案内です。
この「とまとの呟き」の姉妹版で小説を書いています。
タイトルは『アンドロイドの楽園』といいます。
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よろしくお願いします。
tomatoma-tomato77.hatenablog.jp
今日は大学入学共通テストが行われているんですね。
受験生には頑張ってもらいたいものです。
私も昔、今の大学入学共通テストのようなものを受験しました。
私は共通一次試験の世代です。
5教科7科目の時代ですね。
当時は国公立大学は1校しか受験できず、今のように受験する大学で科目を選択することもできませんでした。
いわば一発勝負のようなものでしたね。
私は生まれ育った家庭が貧しく、私立の大学に進むという選択肢はありませんでしたし、国公立でも自宅を離れて通う大学を選ぶこともできませんでした。
とにかくお金がなかったのです。
仕送りなどは期待できませんでしたし。
ですから、自宅から通える国公立大学1校だけを受験したんですよね。
私は北海道大学を受験しました。
文学部に進んでインド哲学という学問を学ぼうと考えていたので、インド哲学の講座があり自宅から通えて国公立となると北海道大学一択でしたね。
今はどうか、わかりませんが、私が大学を受験した頃は共通一次試験で多く得点することで二次試験も有利に戦える、共通一次試験でできるだけ得点するようにと進路指導されていました。
私も頑張りましたね。
5教科7科目、文系科目の国語や英語、理系科目の数学や理科、満遍なく得点できて一歩リードしたという感じでした。
1校しか受験できない私には後がありませんでした。
浪人するというのも嫌でしたし。
目指すは現役合格のみという追い込まれた状況が、良い方向に向ける覚悟のようなものを作り上げていたのです。
大学に入る前が人生で一番勉強した時期でしたね。
どうしても合格してインド哲学を学びたかったのです。
それ以外に大学に行く理由はありませんでした。
人間は追い込まれた方が実力以上の力を発揮できると思いませんか?
今の時代の名称は、大学入学共通テスト。
センター試験と言われていた時期もありますよね。
私の時代は共通一次試験。
しかし名前は変わっても、基本は変わらないのではないでしょうか。
受験はライバルたちとの戦いですが、突き詰めていくと自分との戦いです。
遊びたい誘惑を断ち切って受験勉強に努めたり、試験のプレッシャーに潰されないようにしたり、体調管理や精神の集中など、自分で自分を律することが大事ですよね。
私も受験の頃は自分と向き合い、戦っていました。
いつの時代も、それは同じですよね。
受験時代はずいぶん昔のことになってしまいましたが、そこに私の原点がありますね。
目標に向かって障壁をぶち破っていく。
そのために作戦を立てて実行する。
勉強だけではなく、その勉強を進めるための実行力が大人になってからも役立つのです。
そんな原点が大学入試にはありました。
その気持ちを忘れずに進んでいきたいですね。