サンタクロースがいなくなった

本編の前にご案内です。

このブログ「とまとの呟き」の姉妹版、小説も公開しています。

最新作の更新は毎週日曜日の夕方以降です。

「とまと文学部」では新作の『喫茶プリヤ 第四章』を書いています。

下のバナーをクリックで物語が読めますよ。

バナーのリンクは最新話が出ますが、それより前の話はパソコン版、スマホ版ともにページの一番下にタイトルが出ています。

そこをクリックで最新話の前の話も読めますよ。

よろしくお願いします。 

tomatoma-tomato77.hatenablog.jp

写真はイメージです。

 

昨日、サンタクロースがいなくなりました。

いつも使っているリュックサックに小さなサンタクロースの人形を付けていたのですが、どこかで落としたらしく気づいたらなくなっていました。

昨日は英語のレッスンに出かける日だったのですが、教室に行く途中でなくしてしまいました。

 

教室に着いて先生にそのことを話したのですが、レッスンが終わって帰る時に先生がこんなことを言ってくれました。

 

「とまとのサンタはこれからクリスマスに向かって、世界中にプレゼントを届けなきゃならないからそっちに出かけて忙しいんじゃないか?」

 

なるほどです。

先生はイギリス人なのですが、外国の人って何か困った時に気の利いたジョークを言うのが上手ですよね。

それ以上に私に対する気遣いが嬉しいですね。

先生の人柄、人間性の良さが窺える言葉です。

 

英語のレッスンはフリートーク形式で、何が話題になるかは出たとこ勝負ですね。

ぶっつけ本番です。

テキストは一切使いません。

 

私はこのスタイルの方が勉強になります。

レッスンへの参加も自由なので、自分が行ける時間に参加できれば良く毎週メンバーが違います。

私はいつも同じ曜日の同じ時間に行けるのでそうしていますが、他の生徒はいろいろですね。

 

こんな感じのレッスンなので、たくさん生徒が出席することもあれば私と先生のマンツーマンの時もあります。

 

マンツーマンだった時に、私は自分の障害の話をしたことがありました。

私には自閉症スペクトラム障害があります。

 

そのことを先生に話したら「完璧な人間はいないから気にしなくても大丈夫」と言ってもらえました。

何か欠ける部分があっても、別のところで補えばいい。

こういう時、外国の人って相手の悪いところよりも良いところを見つけようとしてくれることが多いですよね。

それよりも先生の人間性が優れていることは言うまでもありません。

 

今の英語の教室、ずっと続けたいですね。

昔、大学生の頃にも外国人の先生に英語を教わっていたことがありました。

その先生は奥様が日本人でしたが、アメリカに帰ってしまいました。

 

さあ、今の先生はどうでしょう?

今の先生も奥様は日本人でお子さんもいます。

日本に来て20年くらい経っているということなのですが「イギリスに帰っちゃうの?」と聞くのも変ですよね。

 

国籍に関係なく人と人は仲良くしなければなりません。

戦争は駄目ですね。

私は身近なところから世界平和に努めていこうと考えています。