試行錯誤

今日は、のんびり過ごすことができました。

 

以前、このブログの他にメインのブログ『とまと万夜一夜物語』というものも書いているとお話ししたのですが、そちらをリニューアルすることにしました。

 

リニューアルと言っても、どんな風にリニューアルするのか?

これは、結構迷いましたね。

 

今の私のブログは、メインの『とまと万夜一夜物語』も、こちらのサブのブログ『とまとの呟き』も、はてなブログで公開しているのですが、メインの『とまと万夜一夜物語』を、他のブログサービスにお引越しするのか、引っ越しはせず今まで書いてきたものを削除して書き直すのか、いろいろ考えました。

 

結論はこうです。

 

せっかく書いてきたものは削除しない。

はてなブログ以外のサービスへのお引越しもしない。

 

よって、はてなブログのサービスを継続して利用しつつ、今まで書いてきたものも残す。

『とまと万夜一夜物語』というタイトルを『小説・スカイゾーン』に変更し、タイトル変更後の話を、新たに第一話からスタートさせることに決めました。

 

何事もそうですが、せっかく今まで続けてきたものは、特別不都合がない限りはそのまま残し、それを元に新しいものを作り上げていくことが大切だと考えました。

 

構成としては、今まで176話まで書いてきた『とまと万夜一夜物語』については、そのまま残し、それに続く形で『小説・スカイゾーン』を新たな第一話から展開することにします。

 

ますますパワーアップしなければ。

 

このように、物事とは「試行錯誤」の繰り返しです。

 

前回もお話ししましたが、自閉症スペクトラム障害と診断された私は、今後は仕事に就く上でサポートを必要とします。

今日、福祉の窓口に電話を入れたのですが、既に受付時間が終了していました。

 

これから、その福祉の窓口に受付をして頂き、面談が必要になれば面談し、私が向かうべき方向を絞り込んでいきます。

 

決まるまでにはまだまだ試行錯誤の連続でしょう。

しかし、向かうべき方向が定まったのですから、着地点は必ず見えてくるはずです。

 

それから、今日は母とも電話で話しました。

母の希望である施設入所の件で、連絡を取りました。

 

一番の問題は、かかる費用のことです。

母の月々の年金額は、かなり少なく、施設選びで一番重要視したいのは費用の問題です。

 

札幌市内の相場だと、かなり厳しいですね。

選択肢を札幌市外、近郊地域まで拡大させる必要があるかも知れません。

 

その他に、月々かかる施設の費用以外にも、母が自由に使えるお金も残しておく必要があります。

高齢になると病気にも罹りやすくなるので、医療費も考慮しなければなりません。

 

施設にかかる費用+母が自由に使えるお金+医療費+余裕を見て取っておかなければならない金額≦母に支給される年金額

 

このような数式で考えていかなければなりません。

母も貯蓄はあるのですが、それは当てにしないで考えるのが妥当でしょう。

貯蓄とは、緊急事態の為に取っておくべきものですから、母に月々支給される年金で賄える施設を見つけなければなりません。

 

そういう事情で、母に月々支給される年金を考えると、札幌市内で施設に入所するのは厳しい見通しですが、母の希望は札幌市内、できれば住み慣れた地域にいたいので、今住んでいる場所の近くがいい。

 

母の希望に合い、支給される年金額で賄える、且つ、私や弟も訪問しやすい場所。

あれこれと考えればキリがありません。

正に、試行錯誤の真っただ中です。

 

しかし、人間とは創意工夫し思考し、そこから結論を導き出せる知的生命体です。

試行錯誤こそが人間の思考力を伸ばし、より良い結果を生み出すのです。

 

自分の今後の仕事のこと、母がこれから入所する施設のこと、考えなければならないことはたくさんあります。

ですが、こういう状況の方が寧ろ充実していますね。

 

私は、幼い頃、若い頃からずっとこんな感じです。

何か横たわるテーマを見つければ、必ずそれに全力で取り組み、解決に向けて働きかけることに生きがいを感じます。

 

昨日もお話しした、日本国の教育の失敗の話ですが、暗記重視、とにかく枠からはみ出さないことを美徳とする、誤った教育が蔓延ったために、自律できない人間が大量生産されてしまいました。

 

これは国家の損失です。

これからの日本は大丈夫でしょうか?

問題解決能力や、自己決定の能力が低い若者が生み出されてしまった。

 

しかも、物事に対して大切と考える順序がおかしい者がいる。

最低限必要な情報すら得ることなく、ネットで自分にとって都合のいい情報しか仕入れない。

 

ぬるま湯の中で殺される蛙と同じですね。

このような蛙は、自ら考え行動し、物事を解決しようという気概がない。

誰かが代わりにやってくれると安易に考えている。

 

昨日も述べましたが、緊急事態宣言下、十分な成果が出ていると言い難いのは、このような蛙が跳梁跋扈しているからでしょう。

 

自ら考える力のない者は言われたことしかできず、自粛要請だからこのくらいはいいだろうと、勝手な行動をする。

結果、感染拡大が止まらない。

 

試行錯誤せず、自ら結論を生み出そうとしないことは、社会や国にとっての損失です。

試行錯誤は、人間にとって最も必要なことです。

 

すぐに簡単な答えを与えてもらうことを期待するだけでは、何も解決しません。

答えなど最初からないのです。

答えとは自ら思考し、作り出すものです。

 

私は今までも試行錯誤を繰り返してきましたが、今また、自身の仕事のこと、母の施設入所のこと、新しいテーマが生まれました。

しかし、これまでもそうしてきたように、これからも試行錯誤して答えを導き出し、前に進んでいくだけです。