温泉に入って小説を書こう

本編の前にお知らせです。

「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。

「とまと文学部」で今は「海の向こうの大阿呆」というタイトルのものを公開中です。

tomatoma-tomato77.hatenablog.jp

バナーの文字「とまと文学部」をクリックすると小説のページに飛べますよ。

よろしくお願いします

 ~ここから本編~

今日はこのブログを書くのが遅くなりました。

日帰りで温泉に行っていたんですよね。

 

昨日もスーパー銭湯の話をしましたが、今日行ってきたのはスーパー銭湯ではなく日帰りの温泉です。

札幌に住んでいる私は「札幌の奥座敷」と呼ばれる「定山渓温泉」にある施設に行ってきました。

定山渓温泉、北海道の方、全国の温泉好きな方なら知らない人はいないくらい有名な温泉街です。

札幌の街の真ん中、テレビ塔からバスで1時間くらいのところにあります。

今日は温泉施設の送迎バスで行きました。

 

今、精神疾患を治療中の私は昨日もお話ししたように、双極性障害の治療も受けています。

最近は鬱の傾向が強く、主治医ともいろいろなことを相談しています。

その中の一つに、できる範囲で気が向いたら積極的に出かけたり、やってみたいことに取り組んでみようというものがあります。

 

そこで、元来お風呂が大好きな私は日帰りの温泉に行くことにしました。

地下鉄で送迎バスが来る場所まで行き、送迎バスに乗って定山渓まで出かけて行く。

遠足みたいで楽しいですね。

 

日帰り温泉には結局、朝イチの送迎バスで向かい夕方の最終バスまでいました。

途中、休憩室でテレビを見たり、露天風呂で日向ぼっこをしたり、サウナで汗をかいたり、すっかり満喫してきました。

 

ところで、この「とまとの呟き」には姉妹サイトがあります。

「とまと文学部」というブログの姉妹版ですね。

同じく、はてなブログで書いています。

内容は小説ですね。

 

この小説について露天風呂で日向ぼっこをしながら、いろいろと考えていました。

この「とまとの呟き」から「とまと文学部」に飛んでみてくれた方は、どのくらいいるのでしょうか?

本編の前にリンクを貼っているので、簡単に見ることができます。

 

しかし、問題は「とまと文学部」の内容です。

どちらかと言うと「とまとの呟き」の方が盛況で「とまと文学部」は閑古鳥が鳴いているといった感じでしょうか。

 

私も「とまとの呟き」の方が得意です。

 

小説って難しいんですよね。

テーマを決め、筋書を考え、キャラクターに命を吹き込み、尚且つ物語として面白いものにしなければならない。

とは言っても、難しいからこそ挑戦のし甲斐があるというものです。

 

書きたいテーマならたくさんあります。

私の信条は「偽善者になるな、偽悪者たれ」ということです。

表面上だけを取り繕い口当たりのいいことだけを言う者を嘲笑い、権威的なものには眉唾もので向き合う。

 

人間とはこのような習性がありますよね。

尤もらしい綺麗事を言いながら、陰では欲望を垂れ流すという習性です。

 

このような存在を嘲笑い、本当の善良さとは何かを書いていきたいのです。

 

小説の方はまだまだ勉強中ですから、今日は日帰りで温泉に浸かりながら、今書いている「海の向こうの大阿呆」という作品について考えてきました。

この小説に出てくる主人公”アホ侍”は、典型的な偽善者です。

我こそは”ひとかどの人物”なりと自惚れた人間です。

最も善良さから遠い人間に限って、自らを善人だと大きな勘違いをしている。

 

そんな”偽善者”を嘲笑うのが、私が書きたい作品に共通したテーマです。

 

どんな筋書きにしようか、読み手に楽しんでもらうにはどう書くべきか、課題はまだまだあります。

その課題を一つ一つ片付けていかなければなりません。

 

今日は日帰り温泉でそんなことを考え、また今書いている「海の向こうの大阿呆」の展開をどうしたらよいか、じっくり考えることができました。

 

いっぺんやってみたいことがあるんですよね。

温泉に長期滞在しながら小説を書くことです。

昔の文豪みたいで、一度やってみたいですね。

温泉に入って小説を書こう。

 

文学は奥が深く難しいです。

私は大学は文学部を卒業していますが専攻はインド哲学で、文学系の単位は必要最低限しか取っていませんでした。

 

だからこそ、今からでも勉強です。

文学とは人生なのです。