結婚の自由

本編の前にお知らせです。

「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。

新しい作品「六十年後の未来に来てみたけれど」を公開しています。

今日から第十五話を公開しました。

連載形式ですが、途中からでも、一話ずつでも読めますよ。

話の展開がわかりやすくなるように、主な登場人物の解説つきです。

下のバナー「とまと文学部」の文字をクリックすると、小説のページに飛べますよ。

よろしくお願いします。

tomatoma-tomato77.hatenablog.jp

~ここから本編~

いつもそうなのですが、お昼ごはんを食べた後はよくテレビを見て過ごします。

私はワイドショーが好きなんですよね。

手っ取り早く世の中のことを知るにはお手軽な番組です。

 

今日は高貴なお方と平民の方の結婚の話題が流れていましたね。

この御二方をめぐっては、ネット上でも様々な意見が見られます。

否定的な意見が少なくないようですが、私はそっとしておいてやれば良いのにと思います。

 

いろいろと問題があるので、否定的な意見が出てくるのでしょうが、問題のない家庭を探す方が難しいのではないでしょうか?

結婚は家族と家族の結びつきができる面もありますから、相性の悪い親戚がいたり、それ以外にも問題があれば良いことばかりとは言えませんが、それでも結婚を決めるのは当人同士の問題ですよね。

最終的には当人同士の問題なのに、結婚にどうこう言うのは大きなお世話というものです。

 

高貴な身分の方や、平民でもお金持ちの方、何か家業を継がなければならなかったりする方は、当人同士の意思を貫くのは困難だったりするようですが、だからこそ結婚は当人同士の強い意思で成り立つと思うんですよね。

 

結婚もいろいろな結婚があっていいと思いますよ。

私が若い頃に通っていたバーのマスターもそう言っていました。

当時、独身だった私には大いに頷ける話でしたね。

 

そうです。いろいろな結婚があっていいと思います。

同性同士の結婚も夫婦別姓も、何でもありですね。

私自身はもう離婚していますが、夫婦別姓事実婚でした。

 

今のままだと結婚への入り口が狭くて、躊躇う人が少なくないと思います。

好きな人と当たり前の幸せを追求する。

それでいいではありませんか。

 

こういう結婚は良いが、そういう結婚は認めない。

こうして結婚が狭い枠にはめ込まれるようでは、結婚したい人は減りこそすれ増えないのではないでしょうか。

結婚が増えないと子供が減るのではないでしょうか。

子供が減るとどうなるか。

もう結果は見えてきていますね。

高齢者ばかりが増え、それを支える者がいなくなってしまう。

結婚が増えないと国が傾きます。

 

結婚を狭くて固い枠にするのではなく、広くて柔軟なものにしないと未来が見えなくなりそうです。

小難しい理屈は不要です。

好きな人と当たり前の幸せを追求する。

こういう小さなことすら大切にできなければ、大きな目標は達成できません。

 

一人一人が幸せになるから国は栄えることができるんですよね。