本編の前にお知らせです。
「とまとの呟き」の姉妹版・小説を書いています。
新しい作品「六十年後の未来に来てみたけれど」を公開しています。
今日から第四十八話めを公開しています。
連載形式ですが、途中からでも、一話ずつでも読めますよ。
話の展開がわかりやすくなるように、主な登場人物の解説つきです。
下のバナー「とまと文学部」の文字をクリックすると、小説のページに飛べますよ。
よろしくお願いします。
tomatoma-tomato77.hatenablog.jp
~ここから本編~
スマホを見ながらごはんを食べる。
行儀が悪いことでしょうか?
私は昔の人間なので、テレビを見ながらごはんを食べることは行儀が悪いと言われながら成長しました。
今はどうなんでしょうか。
スマホを見ながらごはんを食べることは行儀が悪いこととされているのでしょうか?
私が小学生の頃までは、学校でアンケートというか調査があったものです。
一日に何時間テレビを見るか?
テレビを見ながらごはんを食べるか?
こういう質問を先生が大真面目に教室で調査していたものです。
いつの時代もそうですが、最先端のテクノロジーに眉を顰める大人はいますよね。
私が子供の頃、テレビが槍玉に挙げられていました。
テレビを見過ぎると悪い影響があるですとか、ごはんを食べる時はテレビを消すべきであるとか、テレビは悪者にされている面もあったのです。
もっと遡ると、漫画本が良くないとか、そういうのもあったような気がします。
いつの時代も頭の固い大人は何かを悪者にして、子供の教育という建前で最先端のものに批判的なのでしょう。
今はゲームやスマホ、ネットがその対象でしょうか。
今は学校で、私が子供の頃にテレビが悪者にされていたように、スマホやネットが悪者扱いされているのでしょうか?
私は自分の子供がいないのでよくわかりません。
なぜ最先端のものは悪者にされるのでしょう?
情報の洪水が子供に押し寄せるからでしょうか?
子供を守ることは大切ですが、過保護なのも良くないですね。
確かに現代では、ネットの情報の洪水の中で好ましくないものもありますが、そこから必要なものとそうでないものを見分けることを教えればいいと思うのですが。
それにしても私が小学生の頃にあったような、テレビは悪者、テレビを見ると頭が悪くなる、ごはんを食べる時は消さなくてはならない、といったような迷信は現代では笑い話のようなものですよね。
そのうち、ネットやスマホは刺激的で有害なものという考え方が笑われる時代が来そうではありますが。
そして、その頃にはまた最先端のものが登場し、その時代の大人たちは躍起になって批判するのでしょうね。
それでも、私はテレビが好きなんです。
幼い頃はテレビっ子でした。
漫画も大好きです。
そして今はスマホが大好きです。
ごはんを食べながらテレビを見て、スマホをポチポチしています。
私が子供の頃の大人が見たら憤慨するかも知れませんね。
漫画を見ながらテレビはつけっ放しで、スマホをポチポチ。
楽しいではありませんか。
大人が眉を顰めるものって楽しいんですよね。
やめられませんね。
これで良いのです!