本編の前にご案内です。
この「とまとの呟き」の姉妹版で小説を書いています。
タイトルは『アンドロイドの楽園』といいます。
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よろしくお願いします。
tomatoma-tomato77.hatenablog.jp
今日は、世界対がんデーだそうです。
ワールドキャンサーデーとも言うようですね。
私がTwitterでフォローし応援している方が、世界対がんデーについてツイートしていました。
癌について意識を高め、教育にも力を入れて癌に立ち向かっていこうという日らしいですね。
以前から書いているように、私も癌患者です。
どちらかというと、元癌患者でしょうか。
元患者といっても、完治のお墨付きはまだ頂いていません。
経過観察中で、少し前までは再発のリスクが高い状態だったので、元というよりは半分現役みたいなものですね。
癌は私にとって身近な存在です。
私自身も子宮頸がんで子宮を全摘しましたし、母も早期の胃がんで内視鏡で切除しました。
父は命を落としましたね。
父が命を縮めたのには理由があるんですよね。
健康自慢で、検診も受けたことがないことを自慢するような人でした。
健康って過信することではありません。
いつ、それが崩れて病気との付き合いが始まるかわからない。
そういう意識で付き合うべきことですね。
そういう意味では、父は考えが甘かったのです。
体調不良も我慢して、堪えきれなくなって病院に駆け込むと手遅れに近い状態でした。
癌の一番の治療法は、今のところ早期発見、早期治療ですね。
私が未だにしぶとく生き続けている理由は、これしかありません。
これができなかったために、父は癌に死す。
本人も後悔しているようでしたね。
癌は人を選ばないんですよね。
どんなに立派な偉い人でも、癌になるかも知れない確率は100%です。
私が大学生の時、キャンパスの中でジンギスカンパーティーに誘われたことがありました。
私は北海道大学の卒業生なのですが、当時はまだキャンパス内でジンギスカンは禁止されていなかったのです。
ご一緒したのは医学部の偉い先生たちで、癌の治療法の研究をしていると仰っていました。
あれから30年以上経ちましたから、癌の治療法も進歩したのだと思います。
私自身が未だに経過観察をしていて、そう感じますね。
父が死んだ時よりは、着実に治療法は進歩しています。
そして、癌と付き合い、戦ううえで大切なことは自分の意思ですね。
どんな治療を受けたいか、どんな風に生きていきたいか。
死んだら死んだで、どう死んでいきたいか。
私は常日頃考えていますね。
父の姿が反面教師になっています。
父は最後は諦めていたんですよね。
手遅れに近かったこともわかってのことでしょうが、私なら死に方、生き方、いつまでも自分で決めていきたい。
そう考えています。
そういう選択肢を選べるためにも、早期発見、早期治療ですね。
やっぱり、検診が大事です。
検診があったから、私はしぶとく生き続けています。
目標は癌で死なないことですね。