高校生の頃の夢

本編の前にご案内です。

このブログ「とまとの呟き」の姉妹版、小説も公開しています。

「とまと文学部」では『喫茶プリヤ』という作品を書いています。

今は第一章を終え、第二章を公開しています。

下のバナーをクリックで物語が読めますよ。

よろしくお願いします。

tomatoma-tomato77.hatenablog.jp

イラストはイメージです。

 

最近、考え事をする時間が増えました。

若い頃、学生の頃はひたすら先のこと、自分の将来を考えることが多かったのですが、最近は昔のことを思い返すことが増えました。

 

昔の思い出、学んできたことから人生のいろいろなことに対する答えが出てくる。

最近はこんな感じですね。

 

若い頃、子供の頃と言ってもいいのですが、高校生の頃の考え事といえば大人になったらどんな仕事に就いているのかとか、結婚はするのだろうかとか、大人になったらどんな風に生きていくのかとか。

漠然とした不安と共に考えていましたね。

 

高校生の頃に考えることは、大人になったらどんな生活がしたいかに繋がっています。

小学生の頃から仲良くしていたある友達の話です。

その友達は看護師になりたいと常日頃言っていました。

食いっぱぐれないからだと言っていましたね。

その彼女、本当に看護師になりました。

 

うーん。

間違いではないですが、なんだかつまらない。

私はそう思いましたね。

 

手堅く、堅実に、しっかり勉強して資格を取り、一生続けられる仕事に就く。

間違ってはいないですが、優等生的で物足りない。

私はそう思いましたね。

 

私が高校生の頃は高校一年生までは医学部を目指していましたが、それ以降は大学ではインド哲学を学ぼうと決めてそのまま文学部に進みました。

インド哲学では食べていけませんね。

あるとすれば僧侶になるくらいでしょうか。

 

それでも私はインド哲学を学びたかったですし、手堅く小さくまとまることは夢がない、つまらないことだと考えていました。

高校生なのですから、もっとブッ飛んだ将来の夢があってもいじゃないですか。

 

私は大学進学率99%の進学校に通っていましたが、大学進学を志す一方で実に馬鹿馬鹿しい夢を追いかけていました。

私が敬愛するTHE ALFEEに会いたくて、アイドル歌手を目指していたのです。

オーディションに応募したりしていましたね。

歌唱審査に進んで当時のアイドルの歌を披露したりもしていました。

ヒートアップするあまり、親に怒られて家出したり。

当時の担任の先生が間に入ってくれて、家に帰りましたね。

 

こういう馬鹿馬鹿しいことがあってもいいと思うんですよ。

高校生の頃から食いっぱぐれない道を堅実に進むのみって、私はつまらないです。

 

夢を持つこととはあまり関係ないかも知れませんが、上述の看護師になった友達、結婚したら突然、旦那さまの名字で手紙をくれました。

あーあ、こいつはやっぱりつまらん奴。

そう思いました。

 

結婚=女性の改姓?????

よく考えて、二人で話し合って、その上で夫側の姓を選択する。

これなら、まだいいのですが何も考えず、結婚しましたー!夫の姓になりましたー!は私は抵抗がありますね。

そんな訳でこの友達とは交流しなくなりました。

 

どこかの誰かが常識だというものを疑わない人間とは付き合えません。

今、50代になった私は相変わらず夢を追いかけています。

大富豪との再婚とか、どうでしょうね。

いくつになっても、夢はブッ飛んでいなければなりません。