冬の入り口、お風呂屋さんのDNA

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写真はイメージです。

 

今日はお風呂屋さんに行ってきました。

風呂屋さん通いは日課のようなものですね。

 

私は定期的にメンタルの病院に通い、疾患の治療と生まれながらの障害のサポートを受けています。

精神障害あるあるで、お風呂に入るのが億劫なんですよね。

そこで、主治医とも相談してお風呂をイベント化することにしたのです。

朝早く起きて、身支度をして、乗り物に乗ってお風呂屋さんに行く。

私にとっては大イベントです。

なかなかハードルは高いですが、少し辛い方が進歩に繋がります。

 

このような背景でお風呂屋さんに週に二回通っています。

 

そろそろ札幌は冬の入り口です。

北海道の標高の高い場所では既に初雪の便りが届いています。

札幌市内はまだですが、時間の問題ですね。

 

気温もそれなりに下がってきました。

ただ、最初のうちは寒いと感じていましたが、最近は一桁の気温にも慣れました。

寒い寒いと言うのは、マイナス10℃くらいになってからですね。

今はまだ冬の入り口に過ぎません。

 

それでも、冬の入り口に立つと、あったかいお風呂が恋しくなります。

今日もお風呂屋さんは賑わっていました。

日本人はやっぱりお風呂ですね。

DNAに組み込まれているのではないでしょうか。

 

私は1960年代の生まれ。

家にお風呂がなく、銭湯通いが日常だった世代です。

お風呂がある家に住んだのは小学校の一年生の終わりごろでしたね。

それまでは銭湯通いでした。

 

今は銭湯といっても、スーパー銭湯が増え、昔ながらの銭湯は減っていますよね。

それでも、常連さん同士のコミュニケーションの場として銭湯は生き続けています。

 

今日もお風呂屋さんに行きサウナで汗をかいていると、常連さん同士が挨拶し合っていました。

サウナに誰かが入ってくれば、おはようと言い。

先に変える常連さんがいれば、ご苦労様、またねと言い。

人と人の繋がりが温かく生きているんですよね。

それは、私が幼い頃に通った銭湯での日常の風景でした。

今でもそれは生きています。

やはり、日本人のDNAにはお風呂屋さんの情報が組み込まれているのではないでしょうか。

 

これから冬に向かい、ますます寒くなると人は温もりを求めます。

銭湯はそんな温もりを交わす場所なんですよね。