コンパクトシティって何?

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写真はイメージです。

 

私はこのブログ以外ではTwitterで活動しています。

Twitterは人間動物園ですね。

星の数ほどいる人間たちが、好き放題しているといっても過言ではありません。

だからこそ面白いのですが。

 

私のフォロワーさんで、都市の再開発、コンパクトシティについて考察している若者がいます。

コンパクトシティとは何か?

私なりに調べてみました。

 

簡単に言うと郊外に広がりすぎた街を、中心部に集約し機能を集中させるような作りにしていく。

こんな感じのようです。

 

なるほど、確かに中心部が空洞化しては都市機能が十分に機能しないかも知れませんね。

このような視点から、その若者はコンパクトシティ化を進めるべきと考えているようです。

 

なるほど、それはいいのですが、それは今後の日本にどう良い影響をもたらしてくれるのでしょう。

若者は再開発して立派なビルが建つことを肯定的に捉えているようなのですが、私は懐疑的です。

日本に今すぐ必要なものは、介護施設とお墓です。

高齢化が爆発的に進み、介護が必要な高齢者は増えますし、家族にそのような高齢者が出るようなら、介護のために仕事を辞めざるを得ない人も増えるでしょう。

いわゆる、介護離職ですね。

この方が日本社会の経済的な損失ですよ。

そこに、ビルだけが立派に建っていてどうなると言うのでしょう?

 

コンパクトシティとは都心部の空洞化を防ぎ、都市機能を集約するもの。

これは大事なことです。

この理屈で介護施設を増やせばもっと良いですよね。

機能が集約された都心部にも介護施設を作ればいいんですよ。

或いは納骨堂などは如何でしょう。

今後は少子高齢化が進みますから、お墓を守る若い世代は確実に減ります。

後に残る世代に面倒はかけられないので、永代供養や簡素に納骨堂だけを利用する家族も増えそうですよね。

私の実家も既に納骨堂を購入済みです。

これを都心部にも作ればいいんですよ。

納骨堂なら、外見は如何にもお墓といった感じでなくてもいいのですし。

 

都市機能を考えることも大事ですが、それ以上に少子高齢化に対応できなければ日本は沈没してしまいます。

私にとっては、コンパクトシティ化とは少子高齢化に対応し、本当に必要な施設を揃えること。

私はこう考えています。