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写真はイメージです。
いやはや、困りました。
いつも使っている銀行のネットバンキング、パスワードを何回も間違えてしまったのでロックがかかりログインできなくなってしまいました。
セキュリティの関係で、パスワードを間違えると口座がロックされるのはわかります。
しかし、ちょっと間違えただけなんですけどね。
私はログインパスワードの欄に、ワンタイムパスワードを入力していたのです。
求められているのがワンタイムパスワードではなく、ログインパスワードであることを勘違いしていたのです。
「ちょっと間違えただけじゃーん!」
そんな風にパソコンに向かって叫んでしまいましたが、何も起こりません。
人間同士なら「そっかそっか」と通じますが、相手はコンピューターです。
ちょっと間違えただけじゃんは通用しません。
それでも、やっぱり、何とかならないかなと思いますね。
今、話題のAIでなんとかならないのでしょうか?
「ちょっと間違えただけじゃん!」
「そっかそっか、わかったよ。はい、ロック解除ね」
こんな風に融通をきかせてくれないでしょうか。
コンピューターに管理される。
確かに便利ですが、融通が利かず四角四面でしか動けないのも不便ですよね。
コンピューターの融通のきかなさ。
数学の問題に似ていますね。
正解に至るまで一ヵ所も間違えてはならない。
どこか一つでも間違えると、そこから先には進めない。
しかし、人間はそういう存在ではないですよね。
パスワードのロックがかかってしまった口座は、書類でパスワードの再発行を依頼するところから始めなければなりません。
その申請書には口座の届け出印を押す欄があるんですよね。
あら?パスワードというデジタルなものを再発行するために、印鑑というアナログなものが必要になる。
これも、よくわかりませんね。
口座の届け出印なんてどれだったか忘れています。
という訳で、結局、窓口に行かなければならなくなりました。
もう、何がなんだかわからなくなりそうですね。
今、世間を騒がせているマイナンバーカードみたいですね。
デジタルなようでいて、結局はアナログな面が抜けていない。
これが人間の限界なのでしょう。
SFの世界のように、人間はそのうちデジタルな機械に支配されてしまうかも知れませんね。